Who am I? 攻略ガイド【完全版】
本記事では、Steam作品『Who am I?』の謎解き・選択肢・エンディング分岐を含む完全攻略をお届けします。プレイヤーが迷いやすいシーンやトリッキーな仕掛け、イベントフラグの条件を網羅しながら、トゥルーエンド到達までを詳細にナビゲートします。
🔸 ゲーム冒頭~最初の記憶探索
ゲームは、記憶を失った少女「???」が鏡の前で目を覚ますところから始まります。最初の操作はチュートリアルを兼ねており、部屋の中を調べることでゲームシステムや操作方法に慣れる設計です。
- 【鏡を見る】:名前の選択フラグが立ちます。
- 【机のメモ】:最初のヒントとなるキーワード「Red」を確認。
- 【ドア】:開けられません。先に探索が必要。
重要なのは「机の上のメモ→鏡→ドア」という順番を踏むこと。これにより、記憶断片を拾うイベントが発動します。
🔸 回廊の選択肢と記憶の断片
プレイヤーが進む回廊には、それぞれ異なる色の扉が配置されています。色と記憶の関連がキーとなるため、以下を覚えておきましょう。
扉の色 | 記憶の主題 | 選択肢影響 |
---|---|---|
赤 | 怒り・衝動 | 回避すると善寄り |
青 | 悲しみ・喪失 | 選択すると中立 |
緑 | 希望・再生 | 選択推奨(トゥルーエンド条件) |
色の選択によって最終エンディングが変化します。トゥルーエンドを目指すには、緑の記憶を全て開放する必要があります。
🔸 中盤のイベントフラグ管理
ゲームが進行すると、少女が特定の名前を思い出すイベントが発生。ここで入力する名前はゲーム冒頭の鏡イベントでの選択に影響されます。
最適な流れは以下の通り:
- 赤の記憶 → 回避
- 青の記憶 → 開放
- 緑の記憶 → 優先的に解放
また、「名前入力」で正解に近いキーワードを入力すると、記憶がフラッシュバックする演出が入り、選択可能な記憶が追加されます。
🔸 隠し要素:白い扉の解放条件
全ての色の記憶を一定数以上開放し、「赤:1、青:2、緑:3」以上を満たすことで、白い扉が登場します。この扉の先には、物語の真相に関わる重要なイベントが用意されています。
白い扉イベントでは選択肢が登場しますが、ここで「ためらう」を選ぶとバッドエンド、勇気を出して「進む」を選べばトゥルーエンドフラグが立ちます。
🔸 記憶パズルの正解手順
終盤に登場する記憶パズル(断片を並べ替えるミニゲーム)は、以下の順番に並べることで正解となり、エンディングへ分岐します。
- 「少女の誕生日」
- 「兄の死」
- 「両親との別れ」
- 「今の私」
順番を間違えると、ノーマルエンド分岐へ強制移行されるので注意が必要です。
🔸 エンディング分岐:全ルート解説
本作には以下の4種類のエンディングが存在します。
エンディング名 | 到達条件 | 内容(ネタバレ抑えめ) |
---|---|---|
ノーマルエンド | 記憶の開放率が50%未満 | 少女は自分を見失ったまま… |
バッドエンド | 赤の記憶を多数選択 or 白い扉で「ためらう」 | 負の感情に支配されてしまう結末 |
グッドエンド | 青・緑を中心に記憶を選択しつつ白い扉へ | 少女は前に進む決意を固める |
トゥルーエンド | 緑の記憶全開放 + 白い扉で「進む」を選択 | 物語の核心に到達。真実が明かされる |
グッドエンドでもある程度の達成感は得られますが、トゥルーエンドでは明確な解答と心の救済が描かれており、必見です。
🔸 トゥルーエンドのための具体的ルート
最短でトゥルーエンドに到達するルートを以下に示します。
- 開始後、赤の記憶は一切選択しない
- 青を2つ、緑を3つ以上選択する(可能なら全緑)
- 名前入力時に「エリナ」または「アリア」(正解ワード)を選ぶ
- 白い扉出現 → 選択肢で「進む」
- 記憶パズルを正しく並べる
このルートで進めば、少女が本来の「自分」を取り戻し、希望ある結末を迎えることができます。
🔸 トリック要素と隠し演出
本作には複数のメタ演出が含まれており、特定条件下で下記のような現象が発生します:
- セーブファイル改変検知:BAD END強制ルートになる
- 緑記憶全開放時:画面上に意味深なメッセージが一瞬表示
- 全エンドクリア後:タイトル画面が変化
これらの隠し要素は実績アンロックやアチーブメントの条件にもなっているため、コンプを目指す方はチェックが必要です。
🔸 実績・アチーブメント全一覧
実績名 | 解除条件 |
---|---|
記憶の旅路 | 初めての記憶解放を行う |
名前の記憶 | 名前を正しく入力する |
白い扉 | 白い扉を開く |
再生の道 | トゥルーエンドを見る |
全ての終わり | バッドエンドを見る |
全記憶制覇 | 全記憶(赤・青・緑)を開放する |
??? | タイトル画面の変化を確認 |
🔸 よくある疑問とFAQ
- Q. エンディングが3つしか見つからないのですが?
- A. 赤の記憶を1つでも多く選ぶことで、バッドエンドルートが解放されます。逆に避けていると表示されません。
- Q. 名前入力の正解はありますか?
- A. 明確な正解は「エリナ」または「アリア」が推奨です。それ以外でも進行可能ですが、フラッシュバックの演出が発生しません。
- Q. セーブデータが壊れた?エラーが出る?
- A. セーブ改変を検知すると演出としてバッドエンド誘導される仕様です。公式仕様なのでデータ破損ではありません。
- Q. どの記憶から選べば良いか分かりません。
- A. 緑を優先しましょう。緑を3つ以上開放することで白い扉が出現し、トゥルーエンドの条件が整います。
🔸 トゥルーエンド後の変化と隠された演出
トゥルーエンドを達成した後、本作はタイトル画面・BGM・ゲーム全体に微細な変化が加わります。初見では気づきにくいものも含め、以下にまとめます。
- タイトル画面の背景が「白い部屋」から「緑の野原」に変化。
- BGMが追加:ピアノアレンジ版の『Who am I』が流れる。
- セーブスロットの表示アイコンが「目」から「花」になる。
- 全実績解除後:スタッフルームへの入口が出現。
このような変化は、プレイヤーの歩んだ道のりがゲーム世界にも影響を与えたことを暗示しており、作品全体が「記憶を取り戻す過程そのもの」であることを強調しています。
🔸 開発者からの隠しメッセージ
スタッフルーム(全実績解除後に出現)では、以下の要素が確認できます:
- 開発者コメント:作品制作の背景や意図が記載されたメモ。
- 最初期の構想スケッチ:開発初期のプロトタイプ画面など。
- 「赤い少女」の正体に関する補足情報:バッドエンドに登場した謎の存在について、意味深な記述がある。
この空間は、ゲームの「メタ視点」的側面を象徴しており、記憶と認識、そして自我にまつわるテーマの核心に触れるための最後のピースとも言えるでしょう。
🔸 世界観・物語構造の深掘り考察
『Who am I?』は、いわゆる「密室・閉鎖空間」を舞台にしていますが、実際の舞台は主人公の内面世界であると解釈できます。
各扉の記憶は、トラウマ・後悔・希望など心理的要素を象徴化したものであり、順に開放していく構造は心理療法における「記憶の再構築」と同様です。つまり、ゲームを通じてプレイヤーもまた少女と共に自己を再構築する旅に参加しているのです。
🔸 伏線の回収と再プレイのすすめ
初見プレイでは見逃しがちな伏線が多数仕込まれており、2周目以降でその意図が明確になる箇所があります。
- 部屋の中に置かれた「壊れた時計」→ 記憶が「時間」に縛られている暗喩
- 青の記憶に出てくる「少年」→ 緑の記憶との関係性に繋がる
- 選択肢に紛れている「思考を止める」→ バッドフラグの示唆
これらの要素が、単なるホラーやスリラーではなく、精神世界を描いた哲学的な作品として本作を格上げしています。
🔸 総括:『Who am I?』は“自分”を問う体験
タイトルの「Who am I?」は単なる謎解きのキャッチフレーズではなく、ゲーム全体の本質的テーマを表しています。自分は誰か?という問いを他者の中ではなく、自らの記憶・過去・行動を通して掘り下げていく旅。それがこの作品に込められた真の意図です。
選択と記憶の先にある「真実」とは、外から与えられるものではなく、自らが受け入れ・選び・進んだその先にこそ存在する——それを体感させてくれる、珠玉のADVです。
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