The elevator 攻略ガイド【完全版】
🚪 序盤攻略:エレベーター内の不穏な異常
本作『The elevator』は、日常から一転して非現実に巻き込まれる一人称ホラー体験です。ゲームは主人公がエレベーターに乗るところから始まりますが、短時間の中での選択と観察が分岐に直結します。序盤は何気ない動作を丁寧にこなすことで、後の展開がスムーズになります。
▶ 開始直後の操作
- 画面が暗転したあと、ゆっくりと視界が戻り、エレベーター内に立っている状態でスタートします。
- まずは視点を左右に動かして環境を確認。重要なのはボタンパネルとドア付近。
- ドアが開くまでは約15秒待機。その間に「床の揺れ」「照明のちらつき」などに注目しましょう(初回の恐怖演出)。
▶ エレベーターホールでの探索
- 1階(地上)で降りた後、無人のロビーへ進みます。受付カウンターには反応なし。
- 正面に2つの廊下が分岐しており、左右どちらに進んでもイベントが発生しますが、右側から進むのが“分岐条件を満たすルート”です。
- 右奥の非常階段ドアを調べることで「この施設には異常がある」ことを示唆するテキストが発生します。
▶ フロア異常と“戻る”選択肢の罠
一定時間探索を続けていると、明かりが瞬間的に全消灯し、視界が暗転 → 強制的にエレベーターに戻されます。ここからが本作の“ループ型構造”の開始です。
- 戻ってきたエレベーターでは、先ほどと違いボタンが点滅していたり、音声ガイダンスが乱れていたりします。
- ボタンパネルをもう一度操作することで次の階へ進めますが、「どの階を選ぶか」は自動ではなく能動的な選択として処理されます。
▶ 第2階層:仄暗い廊下と“何か”の気配
- 次に到達する階は、照明が完全に機能していない暗いフロアです。進行方向は1本のみですが、天井の配線や足音に注意が必要。
- このフロアには探索可能な部屋が2つあります。うち1つには血痕付きの制服と書類片があり、拾うことでフラグが進行。
- 奥に進むと、突如背後から「人影らしき存在」が視界を横切る演出がありますが、追っても捕まえられません。ここは演出です。
▶ エレベーター帰還条件(第1ループ)
探索後、フロア奥にあるエレベーターに戻ると自動でドアが閉まり、「再び始まりの階」に戻されたように見える演出が入ります。
しかし、以下の点が前回と異なります:
- エレベーター内のポスターが「血染め広告」に変化
- 階数ボタンが増えている(=選択可能なルートが分岐)
- 反応音がノイズ混じりになっている
ここからプレイヤーは複数の階を自ら選択可能になります。これがエンディング分岐の大きな分岐点であり、後述する分岐条件に影響を与える「選択行動パート」に突入します。
🧩 中盤:分岐階の選択とエンディングトリガー
▶ 分岐階の構造(ボタン選択)
第2ループ以降は、エレベーター内のボタンに「4」「6」「8」など複数の階数が点灯しています。これらはすべて行先選択として成立し、到達する階によって後のエンディングが変化します。以下に主要階の内容を記載します。
階数 | イベント内容 | 備考・分岐影響 |
---|---|---|
4階 | 暗室で何かが這っている演出 | 長時間滞在でBAD END確率上昇 |
6階 | 事務室と血痕の床、人体の断片 | フラグ解放に必要(GOOD/SECRET用) |
8階 | 鏡張りの部屋、自分の幻影と遭遇 | SECRET END解放トリガー(見る必要あり) |
▶ 時間経過による変化
フロアの選択に関係なく、エレベーター内に長時間滞在し続けると以下の変化が起きます:
- 画面に微細なノイズが混じる
- 床に「血の手形」が浮かび上がる
- ガイダンスの音声が女性から男性声に変化
これらはいずれも「正しくない選択肢を選び続けた証」であり、3回以上“無意味な階”を訪れると強制BAD ENDに突入します。
💀 エンディング分岐条件一覧
エンディング名 | 条件 | 備考 |
---|---|---|
BAD END(囚われ) | 無意味な階に3回以上訪問 | エレベーター内で永遠に閉じ込め |
BAD END(落下) | 4階で10秒以上滞在→そのまま昇降 | シャフトの底に落ちる視点演出 |
GOOD END | 6階→8階→再び1階でハーネスを取得し脱出 | 建物外の風景へ移行し終了 |
SECRET END | すべての階を一度ずつ訪問後、5分間無操作 | 映像のみの異世界演出+不明瞭なメッセージ |
いずれのエンディングでも「何かに見られていた」ことを示唆するセリフやカメラの描写が挿入され、再プレイを促す構成になっています。
📎 フラグに関わる探索物
- 6階:血痕横の社員証(クリックして調査)
- 8階:鏡に映る自分の目線(動かすことでイベント発生)
- 1階復帰後:非常扉脇の小包(GOOD END用)
これらを見逃すとフラグが立たず、同じ階を何度巡っても進行しません。1周5〜8分で収まるゲームなので、各フラグ確認のために複数周回することが前提です。
🎭 演出・ホラー効果の詳細と仕掛けの構造
▶ ホラー演出の種類と発生条件
本作はジャンプスケアのような急激な驚かしよりも、「視線の誘導」や「違和感」を積み重ねる静的ホラー演出を多く用いています。以下に代表的な演出と発生条件を示します。
- 背後に影が通る:6階のオフィスで椅子を回すと一瞬だけ影が横切る
- ガイダンス音の変化:4階、2階を連続訪問後、音声が低音ノイズに変わる
- 天井からの視線:分岐後エレベーターに戻った際、上を向くと目が合う
プレイヤーが明確に「襲われる」演出は最後のBAD END系のみであり、それまでは不安感を煽る構成が徹底されています。
▶ 錯視的な演出
8階の鏡部屋では、「自分が操作する視点キャラが映らない」状態からスタートし、時間経過とともに鏡の中に“逆再生のような自分”が登場します。この演出に気付かず出てしまうとSECRETフラグが立たず、再訪が必要になります。
🏆 実績一覧と解除条件
実績名 | 解除条件 | 補足 |
---|---|---|
Welcome Back | エレベーターに3回戻る | 自然に解除可能 |
Wrong Floor | BAD END(囚われ)に到達 | ループ型結末 |
Echo | 音声ガイダンス変化を3回聞く | 全分岐に訪問が必要 |
Stranger in the Mirror | 鏡部屋で“自分”に遭遇 | 8階で視点固定 |
Ascended | GOOD END達成 | 1階非常口から脱出成功 |
Unknown Signal | SECRET END達成 | 5分無操作+すべての階訪問後 |
❓ よくある疑問とFAQ
Q. 複数エンディングはどう見分けるの?
A. 結末時の映像・メッセージ内容が異なります。特にSECRET ENDでは「ノイズ文字列」が表示され、他と完全に別物です。
Q. セーブやロード機能はある?
A. ありません。1プレイ完結型ですが、10分未満で終わるため再挑戦も容易です。
Q. 隠し部屋やアイテムはありますか?
A. 明確な収集アイテムはありませんが、SECRET END用の視点操作や長時間放置などが“見つけにくいギミック”になっています。
Q. Steamレビューの評価は?
A. 短時間で雰囲気重視の作品として好意的に受け取られていますが、ボリュームや分岐の乏しさを指摘する声もあります。
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