The Boba Teashop 攻略ガイド【完全版】
『The Boba Teashop』は、レトロ風フィルターと静的な演出で不安感を掻き立てる、サイコロジカルホラーADVです。表向きはボバティー店の経営シミュレーションに見せかけており、プレイヤーは主人公・リサとなって接客や注文処理をこなしますが、日を追うごとに徐々に現れる“異常”が、彼女の内面に潜むトラウマと結びついていきます。
この攻略ガイドでは、Day1〜Day7までの進行手順、選択肢による分岐、謎解きの解法、エンディング条件や隠し演出までを完全網羅で解説します。
基本操作とUI解説
- WASD / 矢印キー:移動
- スペース / Z:決定・調べる
- Esc / X:キャンセル・メニュー
- マウス:注文票などのUI選択可(設定による)
リサが管理するキッチンは一画面内で完結しており、1日に数件の注文処理を行いながらイベントが進行します。だが、それは“あくまで表層”です。
Day1:オープン初日(チュートリアル)
最初の1日は完全なチュートリアル構成で、店の操作方法や注文の受け方を学びます。
- 客は3人(通常注文のみ)
- 失敗しても進行に影響なし
- 夜のイベント後、Day2へ
ポイントは、リサの「電話を無視する」選択が可能な点。電話を取るかどうかで、後のイベントに若干の差異が生まれます。
✔ 夜のイベント(重要)
営業終了後、部屋でノートに「彼女のことを忘れられない」というセリフが書き込まれる。これが1つ目の心理トリガーであり、以後、現実と幻覚の境界が少しずつ崩れ始めます。
Day2:奇妙な違和感
この日から、本格的な“異常現象”が発生します。
- 営業前の新聞に「失踪事件」記事が追加される
- 注文時、客の顔グラフィックが“一瞬だけ歪む”演出あり
- 冷蔵庫を調べると「見覚えのない飲料」が追加されている
注文イベント攻略
客名(表示) | 注文内容 | 変化点 |
---|---|---|
Ava | 抹茶+黒糖ボバ+無糖 | 笑顔のまま無言で退店 |
??? | ストロベリーティー | 会話なし、背景ノイズ追加 |
この段階では、全ての注文を無難に処理すれば特に分岐しません。ただし、2人目の“無名の客”はDay5以降に再登場する隠しエンディングルートに関係するため、顔と注文内容を記憶しておきましょう。
夜の演出(トリガーイベント)
注文後、リサの部屋に戻った際「冷蔵庫に妙な液体がある」「鏡に一瞬別の顔が映る」といったホラー演出が発生します。
この後、選択肢:
- ▶ 部屋を掃除する
- ▶ そのまま寝る
前者を選ぶと、翌日のイベントが“抑制ルート”になり、幻覚演出がやや軽減されます(トゥルーエンドの条件にも関係)。
Day3:暗転と声の変化
この日から演出が大きく変化し、BGMのテンポやリサの独白にも不穏な違和感が入り込むようになります。
- 一部の客が“明らかに同じ人物”でありながら別名を名乗る
- 会話テキストが途中から不自然に切れる(バグではなく演出)
- 注文票が“赤い文字”に変化する(全ルート共通)
重要分岐:客の質問にどう答えるか
3人目の客「Lily」から、“最近眠れてる?”と尋ねられる。
- ▶ うん、平気 → ノーマルルート
- ▶ いいえ、ずっと夢を見てる → ホラールート進行(真エンド分岐条件①)
この選択肢は一見何気ないが、選んだ内容によってDay5以降の演出・イベント構成が大きく異なります。
Day4:歪む日常
この日から店のレイアウトやインターフェースにも異常が発生。
- 冷蔵庫に「記憶ミルク」というトッピングが登場(選択不可)
- 注文処理後、フロアの床が1回だけ“血に染まる”演出(抑制ルートで抑えられる)
- キッチン奥の壁に「彼女の写真」が貼られている(選択肢で調べられる)
イベント攻略:写真を調べるか否か
- ▶ 調べる → 真エンド分岐②
- ▶ 無視する → ノーマル or バッドエンド進行
この“写真”は、リサの過去の出来事に直結しており、正しい順序で回収していくことで最終的なエンディングが変化します。
Day5:もう一人のリサ
最も不穏な演出が続く回であり、リサが精神的に崩壊していく様子が直接描写され始めます。
- ゲーム開始直後から画面が点滅し続ける
- 自室に戻ると“鏡の中のリサ”が独立して動き始める
- 客が一人も来ない(代わりに音声メッセージが届く)
最重要分岐:リサの選択
自室で以下の選択が表示されます:
- ▶ 外に出る → 真エンド分岐③+ホラー深化
- ▶ カーテンを閉じて寝る → バッドエンド条件成立
この時点で、過去の分岐(掃除・写真・夢の選択)をすべて“正しく”選んでいれば、Day6以降に隠しイベントが発生するようになります。
演出メモ:
この日の演出で鏡の中のリサがプレイヤーと目を合わせて話すようになります。また、壁に書かれた「帰れない」という文字列が反転して読み上げられるホラー演出も発生(スピーカーON推奨)。
分岐まとめ表(Day1〜5)
イベント | 選択肢 | 影響 |
---|---|---|
Day1 夜 | 掃除する / 寝る | 幻覚演出量に変化 |
Day3 Lilyの質問 | 平気 / 夢を見てる | トゥルーエンドフラグ① |
Day4 写真調査 | 調べる / 無視する | トゥルーエンドフラグ② |
Day5 自室の選択 | 外に出る / 寝る | トゥルー/バッドルート分岐 |
Day6:分裂する現実
この日はトゥルーエンド分岐に入っていない場合、すべての演出が灰色のトーンで進行し、ゲームとしての操作要素もほとんどなくなります。
一方、トゥルーエンド分岐をすべて満たしている場合は以下のようなイベントが発生します:
- 客の代わりに“影”が訪れる
- キッチンが夜の自室へ変化する
- 「記憶ミルク」を正しく使うパズルイベントが解禁される
パズル:3種の記憶ドリンク調合
画面右上に表示される“幻影の注文”をもとに、以下の通りに調合します:
- 抹茶+ミルク+黒糖タピオカ
- ウーロンティー+ゼリー+甘さゼロ
- レモンティー+アロエ+甘さ100%
これらを正しく3連続で作成すると、Day7のトゥルー展開へと進みます。
Day7:回帰と選択
最終日は完全にエンディング分岐日です。操作はほぼなく、プレイヤーのこれまでの選択と3つの“終点”に基づいて演出が変化します。
3つのエンディングルート
エンド名 | 条件 | 内容 |
---|---|---|
トゥルーエンド | Day1掃除 / Day3夢 / Day4調査 / Day5外出 | リサが自身の過去と向き合い、再出発する。店は“光の中”へ。 |
ノーマルエンド | 条件未達の中立進行 | 店は閉店、リサは姿を消す。記憶はプレイヤーだけに残る。 |
バッドエンド | 全選択を回避 / 寝る選択が多い | 画面が黒く塗りつぶされ、“誰かの代わり”としてリサが店に留まる。 |
トゥルーエンド後は、スタッフロール後に“おまけ部屋”が開放され、全実績取得や裏設定閲覧が可能になります。
Steam実績一覧
実績名 | 取得条件 |
---|---|
開店準備OK | Day1クリア |
眠れぬ夜 | Day3で「夢を見てる」を選ぶ |
写真の記憶 | Day4で写真を調べる |
もうひとりの私 | Day6の影イベントを発生させる |
さようなら、ボバ | トゥルーエンドを見る |
よくある疑問とFAQ
- Q. 戦闘や逃走要素はありますか?
- A. 一切ありません。プレイヤーの行動と選択がすべてを決める静的ホラーです。
- Q. エンド条件を間違えたらやり直し?
- A. 各Dayの分岐はセーブファイルから個別にやり直せます。章選択で再攻略が可能です。
- Q. 表現が怖すぎるのですが…
- A. 設定から画面の“グリッチ”や“視界効果”を弱めることができます。心身への配慮あり。
- Q. 2周目で変化はありますか?
- A. トゥルーエンド後は、冒頭に新規イベントが追加され、裏設定への言及が増えます。
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