StarVaders 攻略ガイド【完全版】
『StarVaders』は、ターン制戦略とデッキ構築を融合させたローグライト・グリッドバトラーです。プレイヤーは宇宙のレジスタンス軍として、迫りくる機械生命体「ザ・スウォーム」と戦いながら、次々と出現するグリッドマップ上の敵陣を突破していきます。本作の特徴は、自由なデッキ編成、一手の重みが響くチェスライクな戦術性、そしてプレイするたびに展開が変化するリプレイ性の高さにあります。この記事では、ゲームの基本ルールから、各キャラの立ち回り、カード構成、アップグレード方針、敵AIの行動パターン、そして高難易度モード攻略までを網羅して解説します。
ゲームの基本構造と目的
- ジャンル:ローグライト+ターン制タクティカル+デッキ構築
- 勝利条件:複数セクターを突破し、スウォームの母艦を撃破する
- プレイ形式:1戦1ターン制/カード使用で行動指示
プレイヤーは「ヒーロー」と呼ばれるパイロットを操作し、タイルベースの戦場で敵と交互に行動を取ります。戦闘ごとに得られる報酬でデッキやパッシブ効果を強化し、より強力な敵に立ち向かうのが基本的なサイクルです。
バトルシステムの基本とグリッド戦術の考え方
戦闘は8×8などのグリッド上で展開されます。各ターン、プレイヤーは「移動」「攻撃」「能力使用」などをカードで実行し、敵の行動を読みながら位置取りと火力の最適化を図ります。
基本アクションの種類:
- 移動カード:1~3マス移動/範囲指定や障害物回避が必要
- 攻撃カード:直線・放射・AoE(範囲攻撃)など多彩
- ブロック/バリア:敵攻撃を防ぐ/次ターンに効果が残る場合も
- デバフ/スタン:行動封じ/敵配置を制御
本作では“位置取り=生存”です。敵の攻撃範囲が明示されるため、必ず敵の行動を先読みし、攻撃を避けるよう動きましょう。
ヒーローごとの特徴と適正戦術
ゲーム開始時に選べるプレイアブルキャラクター(ヒーロー)にはそれぞれ得意戦術と固有カードが存在します。
ヒーロー名 | タイプ | 特徴 |
---|---|---|
Rex | 攻撃型 | 高火力カード多数/前線での制圧に向く |
Ava | 機動型 | 移動系カードが豊富/後出しで対応力◎ |
Helix | 支援・コントロール型 | バリア生成・敵操作が強力/防衛戦に向く |
Kira | DoT・継続ダメージ型 | 出血・炎上などの状態異常を多用/持久戦型 |
初心者にはRexやAvaが扱いやすく、プレイテンポも早いためおすすめです。HelixやKiraは構築を誤ると火力不足になりがちなので、パッシブの取り方やカード選定が重要です。
カード構成とアップグレード戦略
本作では、戦闘後やイベントでカードを得られるだけでなく、既存カードの強化・削除も可能です。
理想的なカード構築のポイント:
- デッキ枚数は16〜18枚前後が最適(多すぎると回転率悪化)
- 攻撃3:移動2:サポート1のバランスが基本
- アップグレード候補はダメージ倍率、EN効率、範囲拡大系が優先
カードにはシナジー効果があるものも多く、「出血+出血特効」「移動後に自動攻撃」などの連携が強力です。単発火力より、手数×回転の構成を意識しましょう。
マップイベントの種類と選択の優先順位
戦闘の合間には、マップ上に複数のイベントマスが出現します。それぞれの効果を正しく理解して活用することで、難易度の高い戦闘を乗り越える準備が整います。
主なイベント種別:
- 商人マス:カードの購入/アップグレード/削除が可能。高価だが構築の軸になる。
- 信号受信マス:ランダムイベント発生(例:カード獲得、敵出現、パッシブ獲得)
- 修理マス:HPの回復。特にヒーローの耐久が不安な構成時は最優先。
- ボーナス戦闘マス:やや強めの敵だが報酬が2倍。火力構成に自信があるときに有効。
おすすめの選択順は「商人 > 修理 > 信号 > ボーナス戦闘」。特にカード構築が迷走気味のときは、カード削除ができるマスを積極的に選ぶと安定します。
敵の行動パターンと対策例
『StarVaders』の敵は、攻撃タイミングや範囲が視覚的に表示されており、チェスのように先を読んで行動することが要求されます。
主な敵タイプと対処法:
- チャージ型:1ターン溜めてから強攻撃/溜めターンにスタンやノックバックで無力化可能
- スナイパー型:射線上にいると大ダメージ/横移動を中心に動くことで回避しやすい
- 自爆型:HPが少ない敵が接近→爆発する/バリア+反撃カードの併用で被害を抑える
- 召喚型:小型の敵を呼ぶ/集中攻撃で短期撃破するのがセオリー
また、複数の敵が攻撃範囲を重ねてくるケースがあるため、「グリッド端に陣取る」「1マスだけ空けて止まる」など、敵の配置そのものを“誘導”する位置取りも戦術の一環となります。
ループ(周回)モードの特徴と強化の積み重ね
一度ゲームをクリアすると、より難易度の高い「ループ」プレイが解禁されます。これは本作のリプレイ性を支える重要な要素です。
ループモードの特徴:
- 敵の攻撃力・数が増加
- マップイベントの難度上昇
- 選択報酬がランダム化(構築難度UP)
ただし、ループを繰り返すことでプレイヤーアカウント全体のパッシブツリーが拡張され、初期カードが増えたり、HP・移動力などが強化されます。
永続強化のおすすめ順:
- 初期デッキ追加カード(攻防両方)
- ヒーローHP+最大値
- エナジー上限拡張
- リワード報酬増加
周回するほど「構築ミスのリカバリーが可能」になるため、あえて低難度ループで回数を稼ぐのも立派な戦略です。
ヒーロー別おすすめデッキ例と戦術テンプレート
ヒーローごとの強みを最大限活かすための、実用的なカード構成例とプレイスタイルを紹介します。
Rex(アグレッシブ火力型)
- 主軸カード:Power Strike、Overcharge Slash、Breach Shot
- 構成比率:攻撃7、移動4、補助2
- 戦術:開幕から接近して出血+高倍率スキルで一気に敵前線を潰す。ドロー強化パッシブがあると安定。
Ava(高速反応+カイト型)
- 主軸カード:Phase Dash、Quick Draw、Backstep Shot
- 構成比率:移動5、攻撃5、回避3
- 戦術:敵の攻撃後に反撃を差し込むスタイル。自分の位置を毎ターン変える構築がハマる。
Helix(支援と制御特化)
- 主軸カード:Force Field、EMP Pulse、Energy Redistribution
- 構成比率:防御4、補助4、攻撃2
- 戦術:味方へのバリア付与やEN配布が中心。敵の範囲攻撃を封じることで味方の生存力を底上げ。
Kira(DoT&コントロール型)
- 主軸カード:Flame Arc、Venom Slash、Ignite Field
- 構成比率:DoT攻撃6、移動3、妨害2
- 戦術:一度に多くの敵に状態異常を付与し、毎ターン削る。継続ダメージ強化パッシブとの相性が重要。
カードシナジー構成表(汎用)
コンボ名 | 構成カード例 | 効果 |
---|---|---|
スナイプ連撃 | Quick Draw + Target Lock | 精密射撃+次攻撃クリ率上昇/中型敵即落としに有効 |
移動反撃 | Backstep Shot + Reactive Dash | 敵の攻撃回避→同ターン反撃成立/カウンター構成 |
DoT増幅 | Flame Arc + Combustion Trigger | 炎上+炎上爆破の2連続DoT/広域削りに最適 |
EN節約ループ | Energy Flow + Light Assault | 攻撃成功時EN回復+低コスト多用/ラッシュ構成に |
CCチェーン | EMP Pulse + Gravity Net | ENダウン+範囲行動封じ/集団制御に極めて強力 |
デッキ構築時は、これらのシナジーが最低1〜2組入っているかを確認し、無駄な単体効果カードを削るのが理想です。
高難度ループ用・職業別構成テンプレート
高ループ(Loop Lv3以降)においては、通常プレイでは通用しない構成が求められます。以下は敵火力増加・EN枯渇・手札事故に対応する構築例です。
Rex:反撃構成(ブロック+自己強化)
- キーカード:Retaliate Slash, Fortify, Berserk Field
- 構成方針:攻撃を受けてからの反撃ダメージ増幅が主軸。HP・防御+効果付きMOD優先。
Ava:高速スワーム処理構成
- キーカード:Quick Shift, Twin Barrage, Dash Finisher
- 構成方針:多数の雑魚を毎ターン処理/回避→攻撃→移動→バフをループ可能に。
Helix:鉄壁防衛・固定砲台型
- キーカード:Energy Node, Plasma Net, Fortified Core
- 構成方針:移動を極力減らし、定点から範囲コントロールとEN回復で耐えるスタイル。
Kira:状態異常即殺構成(DoTラッシュ)
- キーカード:Ignition Point, Viral Lance, Incendiary Feedback
- 構成方針:燃焼+出血+感染の重ねがけ。DOT時間延長MODが超重要。
カードTierリスト(汎用/パッチ1.0対応)
ランク | カード名 | 用途 |
---|---|---|
S | Dash Finisher | 移動+確定追撃で全ヒーロー向け |
S | EMP Pulse | EN破壊+範囲妨害/ボス封じも可能 |
A | Quick Shift | 0コスト移動/回避手段として超優秀 |
A | Combustion Trigger | 状態異常を能動爆破/Kira必携 |
B | Energy Redistribution | 中盤以降のEN管理に有効/Helix向け |
B | Twin Barrage | 雑魚処理に強いが単体DPSは低い |
C | Wide Shield | 防御向けだがコストが重く腐りやすい |
C | Arc Blast | 範囲火力に見えて不安定な命中率 |
構成やプレイスタイルによってTierは変動しますが、Sランクは基本的にどのビルドにも組み込めるレベルで強力です。B~Cはシナジー型に限定される傾向があります。
ループごとの敵出現パターン表
『StarVaders』では周回数(ループ数)によって敵の構成・行動パターンが強化されます。以下はLoop 0〜3までの傾向をまとめた一覧です。
Loop | 特徴 | 出現する主な敵 | 注意点 |
---|---|---|---|
Loop 0(初回) | チュートリアル的配置/単体中心 | Drone、Sentry | 行動範囲が狭く、避けやすい |
Loop 1 | 複数体連携+範囲攻撃が増加 | Bomber、Puller | 配置をミスすると一気に囲まれる |
Loop 2 | 攻撃範囲の広い中型が出現 | Sniper Drone、Spiker | 位置取り+早期処理が必須 |
Loop 3 | 状態異常持ち/反応型AI登場 | Disruptor、Tether Bot | DoT蓄積や行動不能に注意 |
Loop 2以降は「敵より早く動ける構成」または「敵の動きを潰す構成」が必須です。DoT・コントロール型の評価が高まる理由がここにあります。
MOD(モジュール)人気&実用度ランキング
カードに付加されるMODはプレイスタイルを根底から変える重要な要素です。以下は多くのプレイヤーに好まれている実用性ランキングです。
ランク | MOD名 | 効果 | おすすめ構成 |
---|---|---|---|
S | Quickdraw Protocol | 最初にドローした攻撃カードのコスト−1 | 軽量構成/連撃ビルド |
S | Adaptive Cooling | カードのCTがターンごとに1短縮 | 高CTスキル持ち構成全般 |
A | Overdrive Injector | EN上限+1/次ターン使用不可のデメリットあり | Helix/火力型の長期戦向け |
A | Burn Amplifier | 炎上ダメージ+20% | Kira専用構成/DoT特化 |
B | Magnetic Grip | ノックバック効果+1マス | 対近接構成/防衛型 |
C | Shield Shard | 被弾時シールド1枚付与(CTあり) | 回避困難マップ用の保険 |
SランクMODはあらゆる構成で恩恵が大きく、出現時は優先確保が推奨されます。CT短縮系やコスト軽減系は、ループ後半ほど価値が跳ね上がる傾向にあります。
よくある質問(FAQ)と実践的なアドバイス
- Q. デッキがどんどん重くなって回転が悪いのですが?
- A. 商人マスやイベントでカードを“削除”することで、1ターン中のドロー率を高めましょう。上級者は常に16枚以下に保ちます。
- Q. 高火力カードを引けずに火力が足りないです。
- A. DoT(継続ダメージ)やバフ(命中+追加打撃)系を活用すると、DPSが跳ね上がります。「ダメージ効率」を意識しましょう。
- Q. 特定の敵に勝てないんですが…
- A. チャージ型の敵は“打ち消し手段”が鍵。ノックバック・スタン系カードを多めに構築しておくと安全度が上がります。
- Q. 攻撃を避けるのに失敗します。
- A. 毎ターン「敵の攻撃範囲表示」を確認し、被弾しない2マス以上の移動を意識してください。回避が難しいときは、ブロックやバリアで受ける構成に切り替えるのも手です。
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