Refence 攻略ガイド【完全版】
『Refence』は、記憶の断片と現実の境界をテーマにしたパズル重視のアドベンチャーゲームです。プレイヤーは無名の人物として目を覚まし、静寂に包まれた施設の中で、自身の正体やここが何の場所かを探っていきます。メモ、映像、記録媒体などの「参照情報(Reference)」を軸に、物語とギミックを読み解くことが本作のコア体験であり、タイトル名にも象徴されています。情報の断片を論理的に再構成しながら、閉ざされた世界を進んでいくという、思考型のプレイヤーに強く刺さる設計が魅力です。
🗝 ゲームの進行と記憶の再構成
本作では、エリアごとに集める情報(記録文書・日記・録音ファイルなど)が物語と進行の両方を兼ねています。各フロアの進行条件は「記憶の再構成」にあります。具体的には:
- 特定の順番で参照オブジェクトを起動する
- 日付・人物・出来事を時系列で並べ直す
- 誤情報を排除し、正しい記憶を選択する
UI上ではシンプルな選択式に見えても、背後に隠された情報の解釈が正確でないとフラグが進まず、同じ場所を延々とループする事態になります。そのため、読み飛ばしは禁物です。特に、同じ単語でも文脈によって意味が異なる箇所が多く、表現と時系列の関係を冷静に把握する必要があります。
📂 フロア別攻略とギミックの傾向
全体は大きく5フロア構成となっており、それぞれテーマと記憶の分野が異なります:
- 第1層:目覚めと環境の認識
基本操作の習得+視覚記憶に基づく情報整理。 - 第2層:他者の記憶との接触
他人の視点で語られた記録から、矛盾を見抜く必要がある。 - 第3層:矛盾と虚偽の検出
複数資料の整合性を取る高度な情報照合ギミック。 - 第4層:選択と分岐
回答によって「解放」か「封鎖」かのフラグが変化する。 - 第5層:自己の解体と統合
全ての参照情報を統合し、記憶の正体にたどり着く。
各フロアでは「全情報を読んだ後に行ける扉」や、「一度選択を間違えるとルートロックがかかる分岐」など、試行錯誤を促す設計がされています。特に第3層は最もミスが発生しやすく、どの記録が「改ざんされていたか」を複数の観点で見抜く必要があります。
🧠 論理・記憶・言葉の関連性
Refenceのギミックの多くは、記憶の断片同士の論理的な関係性に基づいています。特定の言葉やキーワードが文脈をまたいでどのように使われているかを観察することが重要です。
例として:
- 「転移」という単語が、第1層では移動を意味し、第3層では人格分離を意味している
- 同一人物が記録内で2つの名前を持ち、過去と現在で言動が異なる
- 特定の単語が、映像内と文書内で逆の意味を持って記載されている
このように、表層的な言葉の意味に捉われると誤選択につながるため、「誰が」「いつ」「どういう意図で」使ったかまで解釈することが、正しい進行のカギになります。
🔚 複数エンディングと真実の回収条件
Refenceにはエンディングが3種類存在します:
- 通常エンド: 最小限の情報でクリア。自己の存在理由が不明のまま終了
- 隔離エンド: 情報選択ミスにより閉鎖されたルートへ。再構成失敗扱い
- 統合エンド(真エンド): 全ての記憶パーツを正しく選び、核心へ到達
真エンドへ到達するには、各層の「補足資料」(光る断片)をすべて回収し、正しい文脈でそれを統合できる必要があります。途中の分岐では即時の選択だけでなく、過去のフロアでの判断が蓄積されているため、ルートの整合性も求められます。
💡 よくある疑問とFAQ
- Q. 情報が多すぎて頭に入らない
- A. 各フロアごとに「キーワード表」を作ると整理が捗ります。重要語は繰り返し登場します。
- Q. 間違った記憶を選んだら詰みますか?
- A. 一部フロアではリトライ不可な分岐があります。セーブスロットを複数使うのが安全です。
- Q. 周回しても新情報が出ない気がします
- A. 真エンドに必要な「補足資料」は1周目では存在しないルートに配置されており、2周目以降の分岐で解禁されます。
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