PICO PARK 2 攻略ガイド【完全版】
『PICO PARK 2』は、最大8人で協力プレイが可能なパズルアクションゲーム『PICO PARK』の続編であり、前作の“全員で協力しないとクリアできない”という哲学をそのままに、新たなギミック、ステージタイプ、タイムアタック要素、オンライン協力の質向上など、あらゆる面で進化を遂げた作品です。
本作では各ステージが“完全に連携しないとクリア不可能”に設計されており、ソロプレイでは歯が立たないステージが数多く用意されています。また、ジャンプのタイミング、ブロックの押し引き、スイッチの同時押し、タイミング合わせの操作など、コミュニケーションとチームワークが攻略の鍵を握ります。
本攻略ガイドでは、ゲーム全体の進行構造、各WORLDのギミック解説、攻略パターン例、4人以下でプレイする際の注意点、ボイスチャットなしで攻略するコツ、タイムアタックモードの記録更新方法など、プレイヤー同士の衝突を減らし“成功体験を共有”するための情報を徹底的にお届けします。
ゲームの進行とステージ構成
『PICO PARK 2』は、メインステージ「WORLD 1〜10」に加え、以下のコンテンツで構成されています:
- WORLD 1〜10:通常のパズルエリア(3〜6ステージ構成×10)
- TIME ATTACK MODE:連続クリア時間を競うモード(最大8人協力)
- BONUS STAGE:各WORLDをSランクで全クリア後に開放
各WORLDにはテーマごとの“協力ギミック”が設定されており、プレイヤーの人数や構成によって難易度が大きく変化します。
WORLD別ギミックと攻略の基本
WORLD 1:BASIC COOP
チュートリアル的役割のステージ。箱を押す、乗る、ジャンプを合わせるといった“協力の基本”を覚える。
- 全員でボタンを同時に押す:タイミングをカウントダウンして調整
- 1人がブロックを押して、他が飛び越える:しゃがみ+ジャンプを利用
WORLD 2:KEY CHAIN
鍵とキャラが繋がれたステージ。誰かが動けば全員が引っ張られる。
- 進行中の座標を「先頭役」が調整する:無理に引っ張らない
- 片方ずつ移動 → 調整 → 停止 →次、のリズムで進行
WORLD 3:JUMP BIND
誰かがジャンプすると、全員が同時にジャンプするギミック。
- 事前に「誰がジャンプ役か」決める:無秩序に跳ねると詰む
- 高所に登る際は“ジャンプ→ジャンプ→静止”などコール調整
WORLD 4:SHOOT TOGGLE
誰かが弾を撃つと、特定スイッチが入れ替わるタイプのアクション。
- スイッチ式の足場操作:タイミングと呼吸合わせが重要
- 遠距離から安全に撃てる人=操作役、移動者=実行役を分担
WORLD 5:DELAYED MOTION
移動やジャンプの操作が“0.5秒遅れて反映”される特殊ステージ。
- 入力ラグを見越してタイミング調整する必要がある
- 全員の「行動タイミングを統一」することで安定する
WORLD 6:REVERSE CONTROL
プレイヤーの操作が“逆転”されるギミック。左右・上下・ジャンプが逆。
- 左右の認識を「青が右なら赤は左」のように色で補完
- ジャンプの代わりに“段差のない足場”を利用した攻略を優先
WORLD 7:COLOR SYNC
色のついた床・スイッチが、対応する色のプレイヤーにだけ反応する。
- 「自分しか動けない区画」が存在するため、順番が重要
- 他の色を乗せて“リフト代わり”に利用する場面もある
WORLD 8:INVISIBLE PATH
見えない床やスイッチ、敵などが配置された視覚トリックマップ。
- 事前に“誰かが落ちて”マップ構成を試すのが効果的
- 画面の壁沿いに沿って歩くことで安全ルートを探る
WORLD 9:GRAVITY CHAOS
画面全体の重力が周期的に上下反転/横向きになる特殊構成。
- 重力の周期をカウントして動く:4秒に1回が基本周期
- 箱や他キャラの“慣性”を利用したルート構築も必要
WORLD 10:ULTIMATE COOP
これまでの全要素を組み合わせた最終ステージ群。高度な連携が必須。
- ジャンプバインド+色シンク+キーリードが合体した複合ギミック
- ボイスチャットやチャットがない場合、「動く順番」「操作役」「行動待ち時間」などを事前に取り決めるのが重要
タイムアタックモード攻略
本作には「制限時間内に連続ステージを突破する」モードがあり、難易度は通常ステージを遥かに上回ります。
攻略のポイント
- ステージごとに「役割分担」を明確に決める(操作係・登る係・ボタン押し係など)
- 即リトライできるので、3〜4回やってタイミングを記憶する
- あえて“1人リード+後続が模倣”のスタイルにすると迷いが減る
プレイ人数別の工夫と注意点
本作は2〜8人でプレイ可能ですが、以下のような工夫が重要になります:
人数 | 工夫点 |
---|---|
2人 | 操作精度が鍵。ボイスチャット推奨。ミス=即詰みになりやすい |
3〜4人 | 最もバランスが取れたプレイ人数。2組に分けて交互に操作する設計が多い |
5人以上 | 行動ミスが連鎖するため、役割分担と「順番待ち」が重要 |
エディットモードとカスタム攻略
『PICO PARK 2』では簡易的なステージエディターが搭載されており、プレイヤーは独自のパズルを設計・共有できます。
- ブロック・スイッチ・色床・ジャンプ制限などを自由に配置可能
- 公開されたステージは「トライ&エラーの練習」に最適
- 難易度の調整機能あり:制限時間、人数設定、スイッチ速度など
WORLD別:Sランク取得条件まとめ
タイムアタックや高評価クリアには「ノーミス」「連携速度」「収集条件」などの要素が重なります。以下は目安となる各WORLDのSランク取得基準です。
WORLD | ステージ数 | Sランク条件(目安) |
---|---|---|
WORLD 1 | 5 | ノーミス + 合計タイム120秒未満 |
WORLD 4 | 6 | 全スイッチ1回成功+死者ゼロ |
WORLD 7 | 4 | 色対応エリアを1回で突破、同期ズレなし |
WORLD 10 | 6 | 全ギミック正規解法+1回以内のミス |
タイムだけでなく「誤操作ゼロ」「リトライなし」「順番通り進行」もS評価のトリガーになっています。
タイムアタック:上位勢の攻略パターン例
世界ランキング上位プレイヤーたちの特徴的な攻略例は、以下のような戦術に集約されます:
- 全ステージの「先導役」を1人固定:リズムと動線の最適化
- “ミス時は即リトライ”を徹底:成功のパターンだけを記憶させる
- 全ギミックに“単語コール”を導入:例:ジャンプ→「J」、移動→「→」
- リプレイ確認による動線最適化:最短移動距離を全員で一致させる
また、コミュニティでは「全メンバーの色と位置を一致させたデモ映像」が多く共有されており、反復トレーニングが前提となっています。
野良マルチでの意思疎通のコツ
フレンドやVC環境がない“野良部屋”では、以下の工夫がとても効果的です:
- 先に動く人を「先導」と認識して従う(あえて全員が止まるのは逆効果)
- 動作で伝える:ジャンプを2回→合図、1回→了解、連打→ストップの意味に
- ギミック前では「静止」が合図になる:焦って進まない
- エモート・表情の活用:動作意思を「喜ぶ」「困る」で明示できる
成功のカギは“秩序あるパターン形成”です。互いに伝わるルールを即興で作ることが重要です。
詰み状況とその対処法:実例と回避手段
本作では、特定のギミックで“詰み”が発生することもあります。以下に代表的な詰みパターンとその回避策を紹介します:
詰み状況 | 回避方法 |
---|---|
誰かが高所に取り残される | ブロックで段差を作って救出/一度全員下へ落下して再試行 |
スイッチが物理的に押せない | 全員で位置交代 → 体重を分散して解消 |
順番を間違えて色床が戻らない | 他の色が一度乗る → 離脱 → 再入場をタイミングよく |
ジャンプ連打で挙動が乱れた | 全員静止+「1人ずつ動く」モードに切り替え |
本作における詰みは「物理バグ」ではなく「連携バグ」であることがほとんど。冷静に立て直すことが重要です。
よくある質問(FAQ)
- Q. ボイスチャットなしでもクリア可能ですか?
- A. 可能です。ジャンプタイミングに「数字チャット」「手拍子」「1人がリーダーを務める」方式を取り入れると安定します。
- Q. 途中で人数が減っても続けられますか?
- A. オンライン中に人数が抜けると、そのステージは一時中断されます。再開時には“同人数”が必要です。
- Q. タイムアタックでのSランク条件は?
- A. ステージによりますが「操作ミス1回以下」「合計タイム90秒以内」が基準とされます。
まとめ:全員が主役、全員が障害、そして全員が答え
『PICO PARK 2』は、単なる協力ゲームではなく、“協力しなければ絶対に進めない”という本質を強烈に突き付けてくる作品です。1人のミスが全体の詰みに直結し、逆に1人の機転が全員を救う瞬間もある──まさに、プレイヤー全員が等しく主役であり、等しく責任を持つゲームデザイン。
ギミックの複雑さやプレイの難しさではなく、“人と協力する難しさと楽しさ”を教えてくれる本作。笑いと絶望と達成感が同居する時間を、仲間とともに楽しみ尽くしてください。
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