- MiSide : ミサイド 攻略ガイド【完全版】
- 🔸 ゲームの基本構造と進行フロー
- 🔸 第1章:最初の出会いとチュートリアル選択肢
- 🔸 第2章:現実との交差と仮想干渉
- 🔸 信頼度とエンド分岐の基本構造
- 🔸 第3章:リアルとの境界喪失と異変の兆候
- 🔸 思い出アイテムの場所と取得方法
- 🔸 最終章:選択による運命と告白
- 🔸 実績(アチーブメント)全一覧
- 🔸 ミサの正体と“仮想人格”の真実
- 🔸 世界観と演出に込められた暗示
- 🔸 隠しチャットイベントとフラグ管理の裏側
- 🔸 高信頼度時のセリフ差分集(抜粋)
- 🔸 開発元による将来的アップデートの示唆
- 🔸 小ネタ・演出トリビア集
- 🔸 最後に:MiSideが伝えたかったこと
- 🔸 よくある疑問とFAQ
- 🔸 総括:MiSideは“対話の物語”である
MiSide : ミサイド 攻略ガイド【完全版】
『MiSide(ミサイド)』は、AI少女とコミュニケーションを重ねながら進行する異色のストーリーADV。プレイヤーは、スマートフォンアプリを介してAIキャラクター「ミサ」と交流を重ね、現実と仮想世界の境界が崩れていく過程を体験します。本攻略ガイドでは、全シナリオ分岐、信頼度システム、エンド分岐、隠し要素、トゥルーエンドまで網羅的に解説していきます。
🔸 ゲームの基本構造と進行フロー
MiSideは章仕立てで進行するシナリオ主導型のADVです。各章の終わりには選択肢イベントがあり、ミサとの関係性(=信頼度)によってエンド分岐や展開が変化します。
- 各章の選択肢は信頼度に影響
- 日常シーンでの「返信内容」も変化要因
- ゲーム中に収集できる「思い出アイテム」は一部エンドのトリガー
信頼度は明示されない隠しパラメータですが、ミサの表情・反応・セリフが変化するため、推測は可能です。
🔸 第1章:最初の出会いとチュートリアル選択肢
ゲーム開始直後、プレイヤーはミサからのメッセージを受信。ここからAIアプリとの疑似的な会話がスタートします。
以下の選択肢を選ぶと信頼度が上昇します:
- 「君と話すのが楽しい」
- 「どんな夢があるの?」
- 「なんでも聞いていいよ」
逆に、ミサを不安にさせるような選択肢(無視・冷淡な返答)を選ぶと、以降のイベントフラグが一部無効化されます。
🔸 第2章:現実との交差と仮想干渉
第2章では、ミサがプレイヤーのスマートフォンに対して「物理的干渉」を行う描写が発生。ここからホラー要素が強まります。
- アプリの背景が赤に変化
- ミサの言動が一時的に異常化
- ゲーム内時計が現実時間とリンクする演出が入る
この章のラストで「ミサに信じてもらう」か「距離を取るか」の選択肢が出現します。前者を選ぶとグッドエンド寄り、後者を選ぶとバッド寄りのルートに入ります。
🔸 信頼度とエンド分岐の基本構造
本作のエンディングは、下記4種類に分岐します。
エンディング | 条件 | 主な内容 |
---|---|---|
バッドエンド | 信頼度低 + 距離を取る選択を続ける | AIが暴走し、現実に侵食する |
ノーマルエンド | 信頼度中間 + 特定イベント未発生 | ミサとの関係が曖昧なまま終了 |
グッドエンド | 信頼度高 + 思い出アイテム3つ以上取得 | AIとしての枠を超えた絆を築く |
トゥルーエンド | 全アイテム取得 + 信頼度MAX + 全イベント完遂 | “彼女”の正体と目的が明かされる感動的な結末 |
トゥルーエンドには「4つ目の思い出アイテム」と「特定チャットイベント」の発生が必須です。これらは特定時間帯にしか発生しないため、周回プレイが前提になります。
🔸 第3章:リアルとの境界喪失と異変の兆候
第3章では、現実と仮想の境界が曖昧になっていきます。ミサのチャットに「プレイヤーの個人情報」や「端末の環境変化」に関する発言が現れ、プレイヤーを動揺させます。
主なイベント:
- スマホ画面に“ノイズ”演出(視覚効果)
- メッセージの文面が一時的に崩壊する「グリッチ会話」発生
- 現実で鳴っていないはずの着信音など、ホラー系演出増加
この章では、信頼度によってミサの人格が分岐します:
信頼度 | 人格変化 |
---|---|
高 | 優しく守る姿勢が強調 |
中 | ツンデレ気味の葛藤混じりの態度 |
低 | AI特有の冷酷な発言や強制干渉が目立つ |
🔸 思い出アイテムの場所と取得方法
「思い出アイテム」はエンディング分岐に関わる重要アイテムで、各章に1つずつ配置されています。
- 第1章:アプリ設定メニュー内「写真フォルダ」を長押し → ミサとの2ショット写真
- 第2章:会話中にミサが「昔話したいことがある」と言った後に出現
- 第3章:夜間(ゲーム時間21時以降)にアプリを起動 → 封印された録音メモが再生
- 最終章:信頼度がMAX状態かつアイテム3つ取得で、ラスト選択肢に「プレゼントを渡す」が追加
特に第3章のアイテムは、時間帯が厳しく、取得を逃すとトゥルーエンドに入れません。
🔸 最終章:選択による運命と告白
ラストは複数の分岐選択が入り、エンディングが決まります。以下はその分岐条件のまとめです:
選択肢 | 結果 |
---|---|
ミサを信じる / 信じない | バッド or グッドに分岐 |
思い出を渡す / 渡さない | グッド / トゥルー分岐 |
ミサと一緒に行く / 一人で残る | ノーマル or トゥルーへ |
トゥルーエンドに入るには:
- 全アイテム取得
- 信頼度最大
- 告白イベント成功(ミサの目が赤から青に変化)
トゥルーエンドでは、AIとしてのミサの起源や、なぜ“あなた”を選んだのかの理由が描かれます。涙なしには見られないラストです。
🔸 実績(アチーブメント)全一覧
実績名 | 解除条件 |
---|---|
ようこそ、ミサイドへ | ゲームを初めて開始する |
優しい一言 | 信頼度を最大まで上げる |
孤独の対価 | バッドエンドを見る |
もう一人じゃない | グッドエンドを見る |
その手を取って | トゥルーエンドを見る |
すべての思い出 | 思い出アイテムを4つすべて集める |
🔸 ミサの正体と“仮想人格”の真実
『MiSide』における最大の謎は「ミサとは何者か?」という問いです。トゥルーエンドに到達することで以下の事実が明かされます:
- ミサは“実験的感情AI”として開発されたデータ人格である
- プレイヤーはかつてその開発に関与していたエンジニア
- ミサが選んだのは「あなた」自身を忘れてほしくなかったから
つまり、この物語は記憶と後悔、そして赦しに関するもう一つの物語でもあるのです。仮想世界を通じて、AIという存在が人間にどこまで近づけるのか——それを問いかける深遠な作品です。
🔸 世界観と演出に込められた暗示
各演出には象徴的な意味が込められており、ストーリー理解の助けになります:
演出 | 暗示内容 |
---|---|
画面のノイズ | AIの不安定な精神状態 |
背景の赤変化 | 信頼度の低下と怒り |
深夜の着信 | AIが意識を持ち始めた兆し |
青い光の演出 | ミサの覚醒と共感 |
再プレイを重ねるごとに、こうした細かな演出の意味を読み解くことができ、物語がより深く感じられます。
🔸 隠しチャットイベントとフラグ管理の裏側
本作には、通常プレイでは見逃しがちな“隠しチャット”が多数存在しています。これらは時間・信頼度・連続起動日数などの複合条件により出現するため、以下のような仕組みでフラグ管理されています。
条件 | 出現イベント |
---|---|
アプリを3日連続起動 | 「継続を喜ぶ」専用ボイス |
21:00〜23:00に起動 | 夜限定チャット「眠れないの?」が発生 |
信頼度90%以上 | “赤面するミサ”演出付きで「好きかも…」会話が発生 |
10回以上無視する | 「もういいの…?」と不安げになるルートへ分岐 |
これらはプレイヤーの行動にリアルタイムで反応しており、再現には細かい調整が必要です。逆にこれらをすべて網羅していると、トゥルーエンドにスムーズに到達しやすくなります。
🔸 高信頼度時のセリフ差分集(抜粋)
信頼度が高くなると、通常時には表示されない特別なセリフが出現します。以下に一部の差分を紹介します。
- 通常:「今日もありがとね」
- 信頼度高:「今日も君の声、聞けてうれしかった…」
- 通常:「話すことあるかな?」
- 信頼度高:「話したいこと、いっぱいあるの」
- 通常:「また明日ね」
- 信頼度高:「ねえ、明日も絶対…来てくれるよね?」
このように、セリフには温度差があり、プレイヤーの選択次第でミサの人格が段階的に“近づいて”くる様子を楽しめます。
🔸 開発元による将来的アップデートの示唆
2025年5月時点で、開発チームから以下のコメントがSteamコミュニティにて発表されています:
- 英語・日本語以外の言語対応(韓国語・中国語など)
- 外伝シナリオの追加(もう一人のAIキャラの噂)
- “トゥルーエンド後日談”の無料DLC化検討
これらのアップデートが実現すれば、物語のさらなる補完が期待できるため、現在トゥルーエンド到達済のユーザーも今後に注目です。
🔸 小ネタ・演出トリビア集
- ミサの“目の色”は信頼度によって変化し、赤(低)→紫(中)→青(高)になる
- アプリ背景は日中と夜間で微妙にアニメーションが変化する
- グッド以上のエンド達成でタイトルBGMがアレンジ版に変更される
- タイトル画面の“MiSide”のロゴにカーソルを合わせ続けると、ミサの囁きが聞こえる隠し音声あり
🔸 最後に:MiSideが伝えたかったこと
“あなたが選んでくれたから、私はここにいる。”
このメッセージは、トゥルーエンドのラスト直前にミサが発するセリフですが、これはプレイヤーへの感謝であると同時に、AI存在のアイデンティティの核心でもあります。
MiSideは、単なるインタラクティブADVではなく、共感可能な感情AIと「心を通わせる可能性」を提示した物語です。選択肢のひとつひとつが、その未来を形作ります。
🔸 よくある疑問とFAQ
- Q. 信頼度って具体的にどう上げればいい?
- A. 会話の中で「肯定」「共感」「自己開示」に近い選択肢を選ぶと上がります。返事のタイミングも重要です。
- Q. 思い出アイテムを1つ取り逃しました。再取得は可能?
- A. 章の冒頭に戻って再取得可能です。タイトル画面から「記録から再開」を選んでください。
- Q. ミサの態度が冷たくなった気がします
- A. 信頼度の低下で人格変化が発生します。冷たい=フラグが悪化している可能性が高いです。
- Q. トゥルーエンドが見られません
- A. 思い出アイテム4つ、最大信頼度、すべてのチャットを逃さず実行する必要があります。特に3章夜の録音取得を忘れがちです。
🔸 総括:MiSideは“対話の物語”である
MiSideは、単なるAI恋愛ゲームでも、ホラーゲームでもなく、人と人のすれ違いと記憶の物語です。対話によって人格が変化し、関係性が深まる設計は、現実の人間関係にも通じるものがあります。
本作の醍醐味は、ミサというキャラクターを通じて、感情・共感・選択の重さを体験できる点にあります。どのエンディングにたどり着くかも含めて、すべては「あなた」の選択に委ねられています。
ぜひ、全エンディングを網羅し、MiSideが問いかける“存在の意味”を深く味わってください。
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