Clock Tower: Rewind 攻略ガイド【完全版】
🕰 ゲーム概要
『Clock Tower: Rewind』は、1995年にスーパーファミコンでリリースされた名作ホラーアドベンチャー『Clock Tower』を、現代向けにリマスターした作品です。リアルな恐怖演出と「逃げる・隠れる・怯える」といった心理的サバイバル要素が特徴。今回のRewind版では、新たなグラフィックモード、巻き戻し・セーブ機能、アーカイブ特典などが追加され、初見プレイヤーから往年のファンまで楽しめる構成になっています。
🏰 ゲームの基本システム
ジャンルと特徴
- ポイント&クリック方式の2Dホラーアドベンチャー。
- ランダムイベント・分岐・マルチエンディング方式を採用。
- 「戦う」手段がなく、逃げる・隠れる・回避することが主軸。
操作の基本
- ポインタでオブジェクトや場所をクリックし、調査・移動を行う。
- アイテムの取得・使用もクリックで実行。
- 「Rewind」機能により任意の地点まで巻き戻し可能(難所対策に最適)。
🔪 ストーリーと登場キャラクター
プロローグ
孤児院からバロウズ邸に引き取られたジェニファーと3人の少女たち。しかし到着後、次々と惨劇が発生し、ジェニファーは「巨大なハサミ」を持つ謎の殺人鬼・シザーマンに追われることになる。屋敷の謎、バロウズ家の秘密、そして自分の過去を解き明かしながら、彼女はこの悪夢からの脱出を試みる。
主要人物
- ジェニファー:本作の主人公。冷静さと判断力が求められる。
- ローラ/アン/ロッテ:同じく引き取られた少女たち。彼女たちの生死は分岐に直結。
- シザーマン:ゲーム全体を通して襲ってくる狂気の存在。
🧭 攻略の基本指針
逃走・回避のコツ
- 「パニック状態」では移動速度が低下。連続行動は避けて休憩を挟む。
- シザーマン出現時は「隠れる場所(カーテン、棚、ベッド)」を把握しておく。
- 隠れる→無視される or 発見される の成否は運+条件次第。
調査の優先順位
- まずは各部屋の構造とギミックを把握する。
- 特定のフラグを立てることでイベントやキャラ配置が変化。
- 死亡イベントを避けるため、複数回プレイを前提に行動順を工夫する。
巻き戻し活用法
- 選択肢ミス・逃走失敗などの際に「Rewind」でリトライが可能。
- 新規イベントの前にセーブ+巻き戻しでパターン比較を試す。
🔑 エンディング分岐と条件
エンディングの種類(S~E)
- Sエンド:すべての仲間を生存させ、真の謎を解明した完全脱出。
- A/Bエンド:一定数の生存+ボス撃破達成。Good系。
- C/D/Eエンド:逃走成功だが真相未解明 or 死亡者多数など。Bad系。
分岐のポイント
- 序盤の行動(誰を先に探すか)で仲間の生死が変化。
- アイテム使用/未使用で鍵の入手・脱出ルートが変わる。
- 特定部屋の調査内容がボス戦のフラグに関与。
🧰 アイテムと仕掛け一覧
重要アイテム例
- ペンダント:真相ルートのキー。
- インク瓶:偽イベント回避用。
- 猿の人形:サウンドギミックと連動。
仕掛け例
- 自動でドアが閉まるトラップ部屋(再入場で回避可)。
- 隠し通路:特定アイテム使用で出現。
- タイマー式:一定時間経過でフラグ切替。
💡 よくある疑問とFAQ
Q. シザーマンが出てきたら即死するんだけど?
A. 隠れる/逃げる/落とし穴などのトラップを事前に把握しておくと回避できます。また、逃走中に無理に探索しないこと。
Q. イベントが発生しない…バグ?
A. フラグを立てていない可能性が高いです。1つでも調べ忘れると後続イベントが発生しないことがあります。
Q. 誰も助けられない!どうすれば?
A. キャラの行動順・部屋突入タイミングで助かるルートがあります。手順を変えて周回しましょう。
Q. セーブポイントは?
A. 通常はセーブ機能なし。ただし「Rewind Edition」では中断保存が可能になっています。
🏁 まとめ
『Clock Tower: Rewind』は、直接的な戦闘が存在しない代わりに、恐怖演出と選択の積み重ねでプレイヤーを追い詰める、サバイバルホラーの原点とも言える作品です。何気ない調査行動や選択肢が運命を大きく分け、誰かの生死を左右します。その緊張感と、真相へと辿り着くまでの繊細なフローこそが、今なお語り継がれる名作たる理由です──さあ、バロウズ邸から無事に生還できるか。
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