Centum 攻略ガイド【完全版】

Centum 攻略ガイド【完全版】

『Centum』は、幻想的なドット絵で描かれる短編ストーリーアドベンチャーであり、選択肢によって物語が大きく分岐していく“決断重視型”の作品です。プレイヤーは閉ざされた城に囚われた状態からスタートし、脱出と再会、そして記憶の回復を目指す過程でさまざまな分岐に直面します。

本作の魅力は、あえてプレイヤーに情報を与えず、行動と選択によって真実が浮かび上がる構成にあります。そのため、攻略においては「どう進むか」ではなく「なぜそう進むか」の理解が重要です。本ガイドでは、複数あるエンディングへの到達条件、重要フラグの管理、周回プレイのコツを丁寧に解説します。

🗝 ストーリー構成と基本的な進行ルール

『Centum』は一本道に見えながら、選択肢によって進行ルートが大きく変わる構造になっています。すべての行動に“意味”があるため、どんなに小さな選択でもエンディングに影響することがあります。

• 最初の行動（檻から出る or 待つ）：ここで既に分岐開始。行動によって以降のイベントに変化あり。
• 看守との対話内容：暴力的な選択をするとBADルートに入りやすくなる。
• 道中の観察と調査：特定のオブジェクト（肖像画・ドア・日記など）を調べないと発生しないイベント多数。

すべてのルートを制覇するには、最低でも3〜5周以上のプレイが必要です。

🔄 重要な分岐ポイントと選択肢の影響

本作の分岐点は選択肢だけでなく、プレイヤーの“行動順序”にも強く依存しています。以下は特に影響の大きい行動です。

分岐行動	結果の変化
1周目で協力的な選択肢を選び続ける	2周目以降に隠し部屋への道が開放
仲間の提案をすべて無視する	孤独ルートへ分岐し、会話内容も変化
3回目の食事を拒否する	“失われた記憶”フラグが成立、特殊エンド条件が解放

このように、本作は選択肢1つでフラグ成立／破棄が行われるため、攻略にはメモを取りながらのプレイが強く推奨されます。

🏁 全エンディングとその到達条件

『Centum』にはエンディングが4種類存在します。以下にそれぞれの到達条件をまとめました。

• ノーマルエンド：看守を倒さずに脱出。善良な選択を維持していれば自然と到達。
• バッドエンド：敵対的行動を取り続ける。暴力・拒否・無視が多いと分岐。
• グッドエンド：記憶を取り戻し、協力者と脱出。すべての回収系イベントが必須。
• 真エンド：3周目以降でのみ開放。特定順序で謎を解き、城の本当の秘密に到達する必要あり。

特に「真エンド」ルートはフラグが厳密で、通常プレイではまず到達できません。回収すべきフラグは5つ以上に及び、特定の会話イベント・日記取得・部屋解放がすべて必要です。

🔍 周回プレイを効率化するテクニック

本作では周回プレイが前提となっているため、以下のようなプレイテクニックが重要です。

• 1周目はノーヒントでプレイ：世界観の理解を深めるため、最初はあえて攻略を見ずに進めるのがおすすめ。
• 2周目以降は選択肢記録を利用：どの選択肢がどのエンディングに繋がるかを整理しておく。
• 不要なルートをカット：既読スキップ機能を活用し、重要な場面のみ時間をかける。

また、エンディングごとに「真実の断片」のようなテキストが追加されるため、周回を重ねることで全体のストーリーが繋がっていく構造になっています。

よくある疑問とFAQ

Q. 1周目で真エンドは見られますか？

A. 見られません。真エンドは必ず3周目以降、特定条件を満たす必要があります。

Q. アイテムを拾い忘れたら詰みますか？

A. 一部のアイテムは再取得が可能ですが、イベントフラグが消える場合もあるため、慎重に。

Q. 選択肢によってセリフが変わるだけですか？

A. いいえ。セリフだけでなく、ルートそのものが変わる場合もあります。