CATO: Buttered Cat 攻略ガイド【完全版】
『CATO: Buttered Cat』は、猫とトースト、そして「バター猫パラドックス」をテーマにした物理パズルアクションゲームです。ふわふわ浮く猫、物理法則を無視した動き、そしてバターの塗られたトーストという謎要素を組み合わせて、宇宙空間や研究施設を飛び回るというシュールかつ魅力的なインディー作品です。
本作は「猫は常に足から着地する」「バターを塗ったパンは常にバター面から落ちる」という矛盾した現象を同時に成立させた結果、“無限回転”するエネルギー体=CATO(キャトー)が生まれたという世界観をベースに、ステージクリア型の物理パズルを展開していきます。
本攻略ガイドでは、ゲームの基本操作から高難易度ステージの突破法、すべての収集要素の場所、CATOの挙動と物理エンジンの理解、さらには全チャプター攻略とトリビアまで、徹底網羅します。
基本操作と物理挙動の理解
本作はマウス・キーボード操作で進行し、「方向操作」「ジャンプ」「回転」「特殊アクション(トースト投擲)」を組み合わせて進みます。
- WASD/矢印キー:移動・姿勢制御
- スペースキー:ジャンプ
- Q/E:バター側を意図的に回転/姿勢補正
- マウス左クリック:トースト投げ(一部ギミック専用)
重要な物理挙動
- ジャンプ中の姿勢角によって飛距離が変化
- バター面が下を向くと“斥力”が発生し、落下にブレーキがかかる
- 猫の足側が下を向くと“吸着”が起こり、壁や天井に張り付きやすくなる
これらの挙動を「交互に制御すること」で、パズルを解く足場を自在に操れるようになります。
チャプター構成とギミック解説
本作は全5チャプター構成で、ステージごとに異なるギミックと目標があります。
チャプター1:基礎訓練施設
- ステージ数:全10
- ギミック:落下ブロック、バター反応床
- 攻略ポイント:バター面と猫足を常に交互に操作して“中立浮遊”状態をキープする
チャプター2:研究施設外壁
- ギミック:電磁波フィールド、トースト投擲でのスイッチ解放
- 新要素:反発ジャンプ床(強制跳ね返り)
- 攻略法:姿勢制御しながら連続で反射するアクションが必須
チャプター3:無重力実験棟
- ギミック:重力切替装置、360度の落下方向変化
- 注意点:中立姿勢を保てないと壁や天井に吸着→脱出不可になることも
チャプター4:トースト融合実験場
この章からCATOの本質である“融合”メカニクスが登場します。猫とバターの組み合わせがフィールド効果を生み出す特殊ステージです。
- ギミック:トースト・猫・重力制御パネルの連携操作
- 特殊現象:バター面が下を向いている間、時間の流れが遅くなる「バター・スロー効果」
- 攻略の鍵:浮遊時間中に物理法則を逆手に取ってスイッチを通過し、即時姿勢変更で壁に張り付く
ステージ例:04-07「Butter Loop」
開始直後に反重力パネルを踏み、トーストを壁にぶつけてバター場を発生させる→猫足で急降下→反発床で天井到達→浮遊を制御してゴール。
チャプター5:猫次元の崩壊
最終チャプターでは物理演算がさらに混沌化し、「バター猫パラドックス」が暴走。CATOが量子的に分裂し始めるという演出もあります。
- ギミック:画面分割移動・鏡像反転ステージ・時間制限浮遊
- エフェクト:一定時間ごとに上下が反転/操作が反転するタイミングギミックあり
- 最終ステージ:制御不可能な反重力回廊を抜け、分裂した“もう一匹のCATO”を救出する
バターエネルギーと内部ルールの理論
ゲーム内の物理挙動は「バター力(Butter Force)」という独自エネルギーで再現されており、以下のようなルールが暗黙に存在しています:
- バター面が地面に近づく:物体は“浮く”。→「地面を嫌う」バター性質の表現
- 猫足が地面に近づく:物体は“落ちる”か“張り付く”。→「安全着地の本能」
- 中立姿勢(どちらも横)時:浮力ゼロ→無重力浮遊になる
これらを理解することで、「中立姿勢維持→トースト回転→猫足瞬間接地」というアクションを成立させる応用が可能になります。
収集要素:金バター・黒猫シンボルの場所一覧
ステージごとに配置されているコレクション要素の場所と回収方法を一部紹介します:
ステージ名 | 収集物 | 場所 | 回収ヒント |
---|---|---|---|
01-05 | 金バター① | 初期地点左上天井 | 壁蹴り連続+トースト投げで姿勢保持 |
02-03 | 黒猫シンボル① | 重力反転床の裏面 | スイッチ反応後にタイミングジャンプ |
03-08 | 金バター② | 浮遊部屋の右下角 | バター面長押し浮遊→時間停止でゆっくり降下 |
スピードラン攻略とテクニック
本作は非公式ながらスピードラン文化もあり、「滑空ショートカット」や「トースト投げキャンセル」などの高等技術が存在します。
- 滑空ショートカット:バター面を下にしてスペース長押し→空中静止→急速反転で斜め移動
- 壁吸着キャンセル:猫足吸着→即ジャンプ→反発→姿勢保持でループする
- 投げキャン:トーストを投げた直後にQで姿勢を中立に→慣性乗り
タイムアタックでは1秒以下の精密操作が必要になるため、ステージを事前に“滑空ルート”で視認することが大事です。
バター猫パラドックスとは?(元ネタ解説)
『CATO: Buttered Cat』のテーマは、インターネット上で広まったジョーク理論「バター猫パラドックス」に基づいています。
バター猫パラドックスとは:
猫は必ず足から着地する。
バターを塗ったパンは必ずバター面から落ちる。
ならば、猫の背中にバターを塗ったパンを固定したら、
その物体はどう落ちるのか?(着地できないため、永遠に回転し続けるのでは?)
この奇妙な思考実験を元にした本作では、物理法則を逆手に取ったギミックや挙動が生まれ、「着地できないエネルギー体=CATO」という存在に仕立てられています。ゲーム内の“浮遊”“反転”“中立状態”などはこの理論を忠実にゲームデザインへと落とし込んでいます。
全ステージ評価ランクとSランク取得条件
本作ではクリア時にランク(C~S)が付与され、Sランクを取るには明確な条件があります。
ランク | 評価基準 |
---|---|
S | ノーミス+タイム90秒以内+収集物取得 |
A | 1回まで落下可、タイム120秒以内 |
B | タイム制限のみクリア |
C | 複数回ミス、長時間滞在 |
Sランクを安定して取るためのポイント:
- 中立浮遊状態を活用して「時間を稼がず移動」
- 操作反転ギミックはQ/Eの姿勢補正を連打で即座に戻す
- 収集物はルート上のものを最初に回収、戻らない構成を組む
開発者トリビア・ネタ系ステージの裏要素
一部ステージには「イースターエッグ」やネタ仕掛けが存在します。以下は開発者のSNSやコミュニティで共有された裏情報です:
- チャプター2-09「Toast Rebellion」:トーストを壁に30枚連続でぶつけると、画面に“革命”という文字が一瞬表示される
- チャプター3-03:スタート直後に30秒待機すると背景に“製作中の犬のゲーム”ポスターが出現
- ステージ選択画面:トーストを10回投げると猫の目が赤くなり、音楽が2秒だけ高速になる
こうした演出はランダム発生型や時限トリガーが多く、スピードランでは見逃しやすいため“観賞プレイ”推奨です。
チャレンジモード攻略:ギミック全開ステージの戦い方
ゲームクリア後に解禁されるチャレンジモードでは、以下のような“激ムズ”ステージが登場します。
例:Challenge-04「Anti-CATO Core」
- 特徴:反重力ブロックが連続配置+反転操作あり
- 攻略法:足側吸着でスタート→Qキーによる反復ジャンプ→中立状態維持でバター軌道に乗る
例:Challenge-08「Infinite Loop」
- 特徴:強制無限回転エリアを抜け続けないと戻される
- 攻略法:Eキー長押しで猫姿勢を固定→Qでパンを回転→“キャンセル投げ”で抜け出す
これらは“プレイヤー理解度テスト”とされており、開発者自身が「クリア率2%未満」とSNS上で公表しています。繰り返しトライしてタイミングを覚えましょう。
よくある質問(FAQ)
- Q. バター面と猫足の操作が逆になります。バグですか?
- A. チャプター5の演出です。一定時間ごとに反転し、パラドックスを再現しています。
- Q. どうしても張り付けずに落ち続けてしまいます。
- A. 猫足が床に水平に向いていない可能性があります。Q/Eキーで角度を調整しながら再接触を狙いましょう。
- Q. ステージが白黒になって操作が効かなくなりました。
- A. 黒猫シンボルを5個集めると発生する「バター猫崩壊ルート」です。特定操作で“世界修復”が可能です。
まとめ:猫もトーストも、重力すら超えて飛ぶ
『CATO: Buttered Cat』は、バカバカしさと高度な物理演算、そしてなぜか中毒性のあるアクションが魅力のインディー作品です。猫とトーストという一見無関係な要素を“物理法則”という軸で結びつけた発想力は見事であり、真面目に遊ぶほどシュールさが加速していきます。
物理演算に慣れるまでは苦戦しますが、理解が進めば空中を自在に滑空し、まるで空飛ぶ猫パンのような爽快さを味わえるようになります。笑って遊びつつ、理論で制する、そんな一作です。
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