BrokenLore: DON’T WATCH 攻略ガイド【完全版】

BrokenLore: DON’T WATCH 攻略ガイド【完全版】

『BrokenLore: DON’T WATCH』は、“見てはいけない映像を見た時に起こること”をテーマにしたメタホラーゲームです。プレイヤーはとある監視室に閉じ込められ、次々に届く映像資料を“見るか・見ないか”を選択して進行しますが、その選択が次第に現実を侵食し、プレイヤーの存在そのものに影響を及ぼしていくという非常に実験的かつ挑戦的な構成となっています。

本記事では、各フェーズごとの進行フラグ、映像資料ごとの異変、プレイヤーの“視線”によるトリガー、裏エンドの発生条件、そして“なぜ見てはいけなかったのか”を含めた考察までを含めた完全攻略ガイドをお届けします。

🖥 ゲームの基本構成と操作系統

• ジャンル：映像監視型メタホラーADV
• 構成：監視室を拠点に全6章（各章＝1映像）＋終章＋裏ルート
• 操作：マウスで映像再生／停止、資料確認、回避動作あり（クリック＋ESC）

プレイヤーは毎章「1本の映像」を確認し、それにまつわる異変を体験します。“見る”行為そのものが演出の起点であり、見るか・見ないかの選択がエンディングに直結します。

🎥 各映像資料の内容と発生異変

章	映像タイトル	主な異変・恐怖演出
第1章	“The Lost Door”	ドアが開かない→部屋が反転する幻覚演出
第3章	“The Static Garden”	植物がモザイク化→壁紙が現実の視界にも重なる
第5章	“The Watcher is You”	カメラの向こうに自分が映る→ループ演出開始

各章の映像は視聴中に一時停止したり、最後まで視聴しなかった場合にのみ発生する“救済分岐”が用意されており、これが裏エンドのトリガーに関わります。

🚫 “見てはいけない”とは何だったのか？

本作のタイトル「DON’T WATCH」はそのままプレイヤーへの警告であり、実際に以下のようなメカニズムが仕込まれています：

• 映像を見る＝存在認識される → 映像内の存在がプレイヤーの前に現れる
• 最後まで再生する＝確定トリガー → 現実改変演出が強化される
• 逆に見ない場合：資料室で“映像ファイルが削除される”演出が追加

つまり、“恐怖”を感じるだけでなくプレイヤーの視線・選択が“観測者”としての責任を負う構造になっており、心理的圧迫をもってメタ的な恐怖を強化しています。

🔓 裏ルート・エンディング条件まとめ

• 通常エンド（崩壊）：全映像を最後まで再生 → “現実が溶ける”END
• 削除エンド：全映像を途中で停止 → ゲームファイル削除風演出で終了
• 監視者エンド（裏）：奇数章のみ視聴／偶数章スキップ → 視点が切り替わり、“次の監視者”に引き継がれる

監視者エンドは、資料室で一定の行動（椅子に座らない、壁のカメラを無視、3分無操作など）を行うことでフラグが立ち、最終章で別の存在の視点に切り替わるメタ転換が発生します。

🧠 考察：見る＝記録するという呪い

『DON’T WATCH』の本質は、“映像の記録者＝証人＝呪いの媒介”という、観測行為への問いです。とくに以下の設定が深く設計されています：

• 監視対象が“誰もいない場所”から始まる理由：実は映像が“先に存在し、現実が後から従っている”ため
• 資料室が毎回レイアウトを変える：視聴者ごとに再構築される認識の部屋
• 映像内に“プレイヤーの声”が混じる演出：4章以降にのみ発生、観測者と対象の融合を示す

本作は一見するとビジュアル演出中心の映像ホラーですが、根底には“観測によって生成される現実”という哲学的ホラーが流れています。

よくある疑問とFAQ

Q. 映像を最後まで見なければ進行しませんか？

A. 一部章は途中停止でも次へ進みます（演出が変化する）。裏エンド狙いならスキップ推奨です。

Q. ゲームファイルが壊れたような演出が出ましたが大丈夫？

A. 演出です。タイトル通り“本当に壊れたように見せる”のが本作の意図です。

Q. 音が消えたり、操作不能になるのは？

A. メタ演出の一部です。全画面表示でのプレイを推奨します（より没入感が得られます）。