復讐の魔女イリーナ〜敗北と隷従の刻印〜攻略ガイド【完全版】

復讐の魔女イリーナ〜敗北と隷従の刻印〜攻略ガイド【完全版】

復讐の魔女イリーナ〜敗北と隷従の刻印〜攻略ガイド【完全版】

ゲーム概要：誇り高き魔女の復讐譚

『復讐の魔女イリーナ〜敗北と隷従の刻印〜』は、かつて国に裏切られた魔女「イリーナ」が、その身に刻まれた呪印と共に、自らを陥れた国家と貴族たちに復讐を果たしていくダークファンタジーRPGです。

プレイヤーは、失墜した魔女となったイリーナを操作し、各地に潜む復讐対象を探し出し、交渉・謀略・戦闘といった手段を駆使して“支配”または“復讐”を遂げていきます。探索・拠点管理・バッドエンド収集・呪印強化など、豊富なシステムを搭載した作品で、周回プレイにより“真の復讐”へと至る構造が特徴です。

基本システムと進行構造

ジャンル： ダークファンタジーRPG
戦闘： サイドビューターン制バトル＋スキル構築
敗北イベント： 敗北＝即ゲームオーバーではなく“従属・屈辱”を経て進行
探索： マップ選択式／情報収集・復讐対象の特定がメイン
拠点管理： 隠れ家で装備強化・呪印強化・仲間とのイベントが進行

本作の最大の特徴は、「敗北しても物語が進行すること」。あえて敗北し、“従属ルート”を体験したうえで“逆転”へ至るという、物語とゲームシステムが緻密にリンクした構成になっています。

序盤の進行チャートと戦闘の基本

第1章：堕ちた魔女の再起

ゲーム開始直後、イリーナは処刑を免れ、呪印と共に地下の牢獄から逃げ出します。最初の目標は、拠点となる「黒の塔跡地」を確保し、復讐対象リストを手に入れることです。

牢獄通路を突破（チュートリアル戦闘：対看守×2）
旧知の魔獣“フィニス”と再会（共闘イベントで加入）
拠点「黒の塔跡地」を確保→初期クラフトとスキル習得解放
市街地・貴族街・鉱山の3エリアが解放

序盤のおすすめスキル構成

スキル名	分類	効果	おすすめ理由
ブラッディロア	攻撃	敵単体に闇属性大＋出血付与	ボス戦・耐久系に強力
ルーンシールド	補助	3ターン物理ダメージ50％カット	対貴族兵戦での安定化に必須
誘惑の微笑	妨害	敵単体の攻撃／防御を1段階低下	“従属ルート”の布石にも活用可能

敵が強く、数も多い本作では、「攻撃低下＋出血」などの状態異常が非常に強力です。また、従属ルートを狙う場合は「誘惑の微笑」が後のフラグ分岐に直結します。

初期3エリアの概要と攻略順

エリア	内容	推奨攻略順
市街地	スリ・裏社会との接触／復讐対象：商会主ベリオス	1番目（イベントフラグが豊富）
貴族街	元同僚の魔法騎士レオナとの遭遇	2番目（レオナは従属or撃破で展開分岐）
鉱山跡	奴隷労働所の拠点／復讐対象：地下監督レガル	3番目（難易度高／回避可能なルートあり）

市街地では“商会の秘密”という隠しイベントを回収すると、武器クラフトに「血晶」属性が追加され、火力の底上げが可能になります。

中盤攻略：従属と逆転の分岐構造

従属ルートとは何か？

本作では「敗北しても物語が進行する」という仕組みが特徴で、特定の強敵との戦闘で敗北すると、イリーナが“従属”という形で捕らえられ、強制イベントや特殊CGを経たのち、物語が再開されます。この従属中に得られる情報・スキル・呪印変化が、のちの“逆転フラグ”へと繋がっていきます。

従属中は自由行動が制限されるが、会話イベントや日記で情報収集が可能
一定日数経過後、自力脱出 or 逆襲ルートが選択可能
従属状態を経験しないと見られないエンディングが存在

例：レオナ戦で敗北 → 魔法騎士団の従属ルート → 脱出時に“雷神の刻印”を取得 → レオナに対抗する専用奥義解放

復讐対象との交渉／脅迫／討伐ルート

各章の復讐対象は、倒す以外にも交渉・脅迫・洗脳といった手段で“従わせる”ことも可能です。選択肢やアイテム使用によって以下のような分岐が発生します：

対象	撃破時	従属時	特殊ルート
商会主ベリオス	資産を奪って逃亡	金貨供給役として拠点に拘束	“裏帳簿”発見でベリオスを裏切らせる
レオナ	名誉の死を選ばせる	忠誠を誓わせて魔女騎士化（条件有）	従属ルートから覚醒スキル習得イベントへ
監督レガル	鉱山が閉鎖される（労働者救出）	“奴隷製造装置”を逆用して呪印抽出	“洗脳装置”破壊ルートで真ルート分岐

これらの選択肢はすべて“復讐対象の履歴”に記録され、最終章の「審判イベント」で影響します。撃破だけでなく“どのように屈服させたか”が重要です。

呪印強化システムと恩恵

イリーナには「敗北後に刻まれる呪印」が複数存在し、それぞれ特殊能力を持ちます。呪印は強化によって能力値が上昇し、特定条件で“封印解放”も可能になります。

呪印名	発生条件	効果	解放スキル
隷属の刻印	従属イベント経験	状態異常耐性アップ＋敵洗脳確率上昇	黒の契約（敵1体を戦闘不能にし従属化）
復讐の刻印	復讐対象を撃破3名以上	ダメージが減るほど攻撃力上昇	ブラッド・リベリオン（自己HPと引換に範囲攻撃）
慈悲の刻印	対象を許す選択を複数回	味方回復量＋15％、従属対象の信頼上昇	聖痕転化（敵のバフを味方に移す）

最終的にはこの呪印を3つまで同時装備できるようになり、プレイヤーの戦闘スタイルによって構成が変化します。

中盤ボス戦：“教会騎士団・導師カーヴェ”戦

中盤最大の関門となるボスが「導師カーヴェ」です。強力な“光属性全体魔法”と“神聖封印（スキル封じ）”を使ってきます。

戦闘前に「封印耐性」のアクセサリを用意（イベントで入手可能）
ターン経過で“浄化の結界”を展開 → 5ターンで即死攻撃
従属ルートではカーヴェから“神聖呪印”を入手可能（慈悲系強化）

カーヴェ戦は勝利・敗北どちらでも物語が進行しますが、敗北後の従属ルートで得られる情報が「真ルート」へ繋がる重要フラグとなります。

終盤攻略：真の復讐と結末への到達

最終章：王都潜入と審判の夜

全復讐対象を撃破または従属化した後、最終章「王都潜入」へ進行します。ここでは、これまでの選択と呪印構成、味方NPCの関係値によってイベントや敵配置が大きく変化します。

“従属者”が3人以上：イリーナ軍団による陽動ルートが解放
“撃破”選択ばかり：王都での市民敵対率が上昇
“慈悲”寄り：反乱市民イベントで共闘発生

ルート進行に応じて、“審判の間”で行われる最終イベントに「戦闘／説得／選定」のいずれかが発生し、そこからマルチエンディングへ分岐します。

全エンディング分岐と条件

エンディング名	条件	内容
復讐完遂エンド	全対象を殺害、従属無し	イリーナが王位を簒奪し、恐怖支配へ
従属王国エンド	従属対象4人以上	“魔女の王国”を設立、従える形で統一
和解エンド	慈悲の選択×3以上＋カーヴェを説得	呪印を捨て、共存への道を選ぶ
隷従堕落エンド	従属ルートで自我崩壊／呪印LV最大	イリーナが自らの呪印に支配される
真ルート：魔女の記憶	全ルートを周回＋呪印3種習得＋拠点イベント全開放	イリーナの過去と真実、全NPCの行方を描く完全エンディング