Sexchmia～夢と始まりの錬金術～ 攻略ガイド【完全版】

Sexchmia～夢と始まりの錬金術～ 攻略ガイド【完全版】

『Sexchmia～夢と始まりの錬金術～』は、錬金術をテーマにしたファンタジー系スローライフRPGでありながら、恋愛・育成・戦闘・経営といった多彩なジャンル要素が密接に絡み合ったマルチプレイスタイル作品です。主人公である見習い錬金術師は、拠点となるアトリエを発展させながら素材を集め、アイテムを調合し、住人との交流を通じて世界の秘密や“夢の記憶”に迫っていくことになります。

本記事では、序盤の効率的な進行手順からおすすめ調合レシピ、各種イベント分岐と好感度管理、さらには複数存在するエンディング条件まで、全体を通じた“完全攻略”情報を提供します。

ゲームの基本構造とプレイサイクル

本作の1日は「朝：採取・探索」「昼：調合・依頼」「夜：イベント・自由行動」に分かれ、時間経過ごとに行動回数が制限されていきます。体力や満腹度といったパラメータも関係しており、無理な行動はデメリットも伴います。

主な進行パート：

• 採取：マップ各地にある採取ポイントで素材を収集（体力消費あり）
• 調合：アトリエでアイテムや装備品を生成（成功率／属性依存）
• 依頼：住人からの注文をこなすことで金・評価・関係値が上昇
• 戦闘：ダンジョン探索で敵を撃破し、レア素材や記憶断片を入手

序盤のおすすめ進行手順

1. 初日：町の全住人と会話／マップの解放
2. 2～3日目：採取地「草原エリア」で素材確保 → ヒーリングポーション系の調合練習
3. 4日目以降：依頼掲示板を活用して依頼消化 → 材料不足は序盤マップで繰り返し採取

「疲労状態」になると戦闘や調合でペナルティが発生するため、適度にアトリエへ戻って休憩・食事を挟むのが重要です。

調合システムの仕組みとおすすめレシピ

調合は、素材ごとに設定された属性（火・水・風・土）と品質レベルに応じて結果が変化するシステムです。組み合わせによって「隠し効果」や「ランクUP」が付与されることもあります。

基本レシピ例（序盤）：

アイテム名	素材例	効果
ヒーリングハーブ	草×2 + 水晶粉末	HP小回復／傷治癒
エナジードリンク	果実 + ハチミツ	疲労回復／行動力+1
ブーストパウダー	鉱石 + 炎の花	攻撃力UP（3ターン）

失敗時には「不安定な薬」や「怪しい液体」が生成されることもありますが、これらも特定の依頼や合成材料として使えるため、無駄にはなりません。

錬金術スキルとパッシブ効果

主人公はレベルアップによってスキルポイントを獲得し、「調合成功率」「品質最大値」「隠し効果発動率」などのパッシブを強化できます。

おすすめ強化ルート：

• 調合成功率 → 品質値上昇（優先）
• 属性変換確率UP（火→風変換など） → レアレシピ解禁に直結
• MP節約 → 魔法や回復アイテムを節約しながら探索できる

パッシブは累積型であり、同じ種類を2段階強化することで劇的に効果が変わってきます。特に「素材使用時の属性ボーナス＋1」は中盤以降の調合効率に直結します。

戦闘システムとキャラクター成長

本作の戦闘はターン制コマンドバトル形式で、前衛・後衛の位置関係や属性相性、バフ／デバフの活用が重要なシステムとなっています。主人公を含む最大3人パーティでの編成が可能です。

戦闘時の基本コツ：

• 前衛にはHP・防御寄りのキャラを配置
• 後衛には魔法職 or 補助スキル持ちを配置
• 状態異常（眠り・混乱・沈黙）を使えるキャラは必ず1人編成する
• アイテム枠は「全体回復」「復活薬」「属性攻撃アイテム」で固定すると安定

ステータス成長ポイント：

• 戦闘後の経験値に加え、調合や依頼成功でも成長する
• ステータス振り分けはマニュアル式（STR／VIT／INT／AGI／LUK）
• スキル習得にはイベントや調合品がトリガーとなる場合もある

キャラクターと好感度イベント

登場する住人たちとの交流は、単なる会話だけでなく「選択肢」「依頼の対応」「調合アイテムの贈呈」によって関係値が上昇・下降します。特定キャラの好感度が一定以上になると、専用イベントやエンディング分岐が発生します。

主な好感度上昇行動：

• 依頼達成：+10〜15（難易度に比例）
• プレゼント：+5〜20（好物は2倍）
• 夜会話イベント発生：+30（1回限り）

好感度チェックの方法：

• メニュー＞人物図鑑＞関係値バーで確認可
• 80以上になると“ハートアイコン”が点灯
• 100到達でキャライベントが固定進行

イベント分岐とエンディング条件

『Sexchmia』には、マルチエンディング形式が採用されており、エンディング分岐は以下の3要素によって決定されます。

エンディング名	条件	内容
調和の錬金術	全住人の関係値平均70以上／記憶断片全回収	夢と現実の調和に成功したハッピーエンド
孤独なる錬金術師	好感度条件未達／特定の夢イベント未達成	一人で真実に辿り着く静かなエンディング
永劫の眠り	全記憶断片未回収／夜イベントスキップ3回以上	夢の世界に囚われるバッドエンド

中盤以降の採取エリアとレア素材の入手

物語の中盤以降になると、「深森の遺跡」「星降る鉱山」「湖底神殿」など新たな採取エリアが開放され、これらの場所では希少な素材や特定イベントトリガーとなるアイテムが出現します。

エリア名	出現素材	特記事項
深森の遺跡	金樹の枝、精霊の息吹	昼の方が出現率UP／戦闘あり
星降る鉱山	銀光石、魔力結晶	夜間に限定素材が出やすい
湖底神殿	夢の花、古代液体	探索Lv8以上で開放

各エリアには敵モンスターも登場するため、事前に「逃走率UP」装備や「見つかりにくい」パッシブを所持した状態で向かうのが安全です。

高ランク調合品と属性管理の極意

調合では素材に付属する「属性ポイント」の合計が品質とランクに影響を与えます。属性値は赤（火）・青（水）・緑（風）・黄（土）・白（光）・黒（闇）で管理され、同系統を重ねることで上位効果が付与されやすくなります。

属性ポイントの基本：

• 素材ごとに属性ポイントが1〜5付与
• 調合枠4つのうち、主属性が2つ以上一致 → 上位属性派生
• 例：「火4＋火3＋火2＋水1」 → 炎爆薬（特殊派生）

高ランク調合のポイント：

• 同じ属性×高品質の素材で揃える
• 錬金Lv5以上になると「属性確定」スキルが使用可能に
• 装備「アルカナ印章」：属性合計値+3（特定イベントで入手）

高ランク品は依頼報酬での金額も倍以上になるため、資金稼ぎ用の安定生産ルートとしても機能します。

キャラ専用イベントと分岐タイミング

特定のキャラクターは、特定の曜日・時間帯・関係値に到達すると専用イベントが発生します。これを見逃すとエンディング分岐条件を満たせなくなる可能性があるため注意が必要です。

代表キャライベント例：

• リリィ：関係値80以上＋夜の広場にて→「過去の夢」イベント（調和ルート条件）
• アスカ：昼のアトリエ訪問＋プレゼント「風の雫」→専用エンディングが解禁
• セフィラ：土曜夕方・花畑で自動発生→仲間加入フラグ成立

曜日ごとのスケジュールは図鑑から事前に確認できるため、狙ったキャラの行動時間を把握し、該当の場所で待機することでイベントの取り逃しを防げます。

周回プレイによる解禁要素と特典

本作はマルチエンディング型の作品であるため、1周目では見られない要素が複数存在します。2周目以降は以下のボーナスが開放されます：

• アトリエ初期Lvが+2された状態で開始（設置枠拡大）
• 初期から特定装備やレア素材を所持
• 夢の記憶（断片）を引き継ぎ → シナリオ進行が短縮される
• キャラクター図鑑と好感度状態が保持

また、周回プレイ限定でのみ選択できる「選択肢（灰色表示）」が出現し、新たなエンディング分岐の伏線にもなっています。

高難度依頼の進行と戦術例

終盤に登場する高難易度依頼の中には、単なるアイテム納品だけでなく、特定の敵を倒したり、連続イベントを経由しなければ達成できないものがあります。

代表的な高難易度依頼：

• 「三日月の花束」納品：夜間の「幻夢花畑」で入手 → 依頼期限3日以内 → 報酬ゴールド×5000＋称号
• 「黒の使徒」討伐：湖底神殿最奥でランダム出現 → 闇属性完全耐性持ち → 光呪文持ちが必須
• 「秘密の調合器」納品：錬金Lv8以上でレシピ解禁 → 材料のひとつはNPCイベントでしか入手不可

これらの依頼は通常の進行中にスルーされがちですが、クリア後の称号やエンディング開放に直結することがあるため、積極的に挑戦する価値があります。

よくある質問とFAQ

• Q. 素材が全然足りません。
  A. 採取ポイントは1日2回復、夜間探索イベントではレア素材が出やすいため積極的に回りましょう。
• Q. 調合失敗が多いです。
  A. 品質値より属性一致が重要です。属性の色（火＝赤、風＝緑）を意識した組み合わせにしてください。
• Q. エンディングに到達できません。
  A. 夢の断片は全6つ、うち3つはイベント固定。残り3つは戦闘マップにランダム出現します。

総評

『Sexchmia～夢と始まりの錬金術～』は、錬金術RPGの王道に加えて、緻密な人間関係・選択肢・日常描写が融合した、非常に完成度の高い作品です。調合を中心としつつ、バトル・採取・交流・育成とあらゆる要素が有機的に繋がっており、シンプルなようで非常に奥深いゲーム体験が楽しめます。

初見プレイではやや素材集めや条件に戸惑う部分もありますが、仕様を理解してからの2周目以降は圧倒的に快適で、異なるルートを見るモチベーションも高く、周回型のRPGとして優秀な仕上がりです。

錬金術RPGが好きな方はもちろん、ADV好き・箱庭系育成ゲーを求めるプレイヤーにも間違いなくおすすめできるタイトルです。