魔女は復讐の夜に攻略ガイド【完全版】

魔女は復讐の夜に攻略ガイド【完全版】

『魔女は復讐の夜に』は、かつて迫害された少女が「魔女」として力を得て、復讐と赦しの狭間で揺れながら夜の街を彷徨う、横スクロール型のダークファンタジーアクションゲームです。緻密なドット絵と耽美な演出、重厚な物語が高い評価を受けており、プレイヤーの選択によってエンディングが大きく変化する分岐要素も魅力の一つです。

本作の特徴は、夜ごとに出現する復讐対象の探索と撃破、獲得した魂によるスキル強化、そして「狂気」メーターによって変化するアビリティや演出効果。選択と殺意、憐憫と崩壊が交錯する独特の体験を提供する作品です。

本攻略ガイドでは、序盤〜終盤の進行ルート、各復讐対象の攻略法、スキル成長ルート、狂気システムの解説、そして全エンディング条件まで、初心者〜上級者すべてに役立つ完全版をお届けします。

基本システムとゲームの流れ

本作はステージ制ではなく、夜ごとに進行する「自由探索型」のアクションゲームです。以下が基本的な流れです：

夜の街を探索 → 手がかりを集める
復讐対象を特定 → アジトを急襲
戦闘 → 撃破後に魂を吸収 or 開放
拠点に戻り、魂を使って強化
次の夜に進む（選択によりルート分岐）

戦闘はリアルタイム制の2Dアクション。遠距離魔法・近接武器・回避ステップなどの基本操作に加え、「狂気メーター」による一時的なパワーアップや演出変化が特徴的です。

ステータスと強化要素

戦闘力を高めるための強化要素は以下の通りです：

魔力（ATK）：魔法攻撃力に影響。遠距離型スキルに重要
生命力（HP）：最大HP上昇＋一部スキルの回復効果拡大
狂気耐性：狂気ゲージ増加の抑制。高難易度で重要
スキルポイント：復讐対象を撃破することで入手。スキルツリーで使用

特に「狂気耐性」の優先強化は、中盤以降のバランス崩壊を防ぐために非常に重要です。

狂気（Madness）システムの詳細

主人公は復讐を進める中で狂気を蓄積していきます。狂気は以下の要素によって変動します：

狂気上昇要因	説明
魂の吸収	復讐対象を殺害し、魂を吸収した際に+10
狂化スキルの使用	一部の高火力魔法を使うと+5～15
夜をまたぐ	連続で吸収を選ぶと、次の夜に自動上昇

狂気の段階と影響

0～30：正常状態。NPCとの会話・選択肢制限なし
31～60：中度狂気。グラフィック変化・攻撃力小上昇
61～90：重度狂気。スキルの一部が暴走化、敵のセリフが変化
91以上：崩壊寸前。ボス戦での演出が専用化し、特定ルートに分岐

狂気を抑える手段としては、「赦しの灯火」を所持して復讐対象を開放する、「懺悔の鐘」を使って祈るなどがあります。

序盤攻略：夜1〜夜3のポイント

ゲーム序盤では、復讐対象の難易度は低めですが、情報収集や選択肢が後の展開に影響します。

夜1：街の墓守・ヨハン

出現場所：西区画の墓地
弱点：光属性魔法
選択肢：開放すると狂気-10／吸収で狂気+10＆スキル「冥府の視線」獲得

夜2：教会のシスター・マリア

出現場所：大聖堂地下
注意：一定ダメージで幻覚演出 → 暗闇戦闘
報酬：スキル「赦しの炎」／魂吸収時、全体回復効果付き

夜3：商人ギルド長・バロス

出現場所：旧市場の地下室
戦法：設置型爆弾を多用 → 回避スキル必須
狂気影響：この夜までに吸収×3を選ぶと狂気が暴走段階に到達

中盤攻略：夜4〜夜6の進行とスキル構築

中盤に入ると敵の耐久・攻撃力が増し、ステージ内ギミックも複雑化してきます。ここではスキル強化と回避の精度が鍵となります。

夜4：元衛兵団長・クラーク

出現場所：旧城塞跡
特徴：高防御＆連続突進攻撃
攻略：「呪怨の鎖」で動きを止めつつ、後方から魔法で削る

夜5：芸術家エミリオ

出現場所：壊れた劇場
ギミック：ボスが召喚する絵画は倒すと爆発 → 被弾注意
魂吸収効果：スキル「幻想具現」開放、狂気+15

夜6：処刑人ギルベルト

出現場所：地下牢・処刑場
難易度：高。HPが非常に高く、戦闘が長期戦化しやすい
おすすめ装備：「血吸いの指輪」（回復スキル強化）

スキルツリー構成とビルド例

スキルは魂ポイントを使用してツリー式に強化していきます。以下は汎用性が高く、どのルートでも活躍する構成です。

スキル名	分類	効果
冥府の視線	攻撃	中距離連射魔法。闇属性。対象の速度を低下
赦しの炎	支援	使用時、周囲の敵に小ダメ＋自身HP20%回復
影纏い	移動／回避	無敵回避移動。発動中は狂気が蓄積しない
絶望の叫び	特殊	狂気60以上で解放。敵全体に大ダメージ＋自傷

終盤攻略とエンディング分岐

終盤（夜7〜夜9）では選択の積み重ねが一気に結果として現れます。分岐条件を意識してプレイしましょう。

ルート分岐条件まとめ

エンディング名	条件	特徴
赦しの夜明け	開放選択が5回以上、狂気30未満	希望ルート。エピローグあり
血塗れの夜宴	全吸収、狂気80以上	バッドエンド。専用ボスと最終演出あり
静寂の境界	狂気50前後、選択ミックス	ノーマルエンド。NPCによる語りが入る

最終夜：追憶の街

最終ボスはルートにより異なる（元親友・サラ or 幻影の魔女）
全ルートで演出が専用化されており、スキルセリフも変化
狂気100で突入すると、自動的に「夜宴ルート」に分岐

周回プレイと隠し要素

本作は2周目以降に新規イベントや演出、選択肢が追加されます。

記憶の断片：周回ごとに1つずつ取得。5個で隠しスキル「月の誓い」解放
真ボス「贖罪の影」：赦しルート2周＋全魂開放で登場
衣装変更：狂気度に応じて初期衣装が変化（見た目のみ）

全復讐対象リストと詳細情報

物語で対峙する復讐対象たちは、主人公と直接的な関係を持つ人物たちです。それぞれに過去の因縁と異なる戦闘スタイルが設定されており、選択の積み重ねが最終章へ影響を与えます。

名前	立場	出現場所	選択結果
ヨハン	墓守	西区画の墓地	吸収→闇魔法強化 / 開放→狂気-10
マリア	シスター	大聖堂地下	吸収→回復魔法獲得 / 開放→赦しルート補正
バロス	商人ギルド長	旧市場	吸収→金貨生成スキル / 開放→NPC救出イベント出現
エミリオ	芸術家	劇場跡	吸収→召喚スキル解禁 / 開放→楽譜アイテム入手
クラーク	元衛兵	城塞跡	吸収→防御系パッシブ / 開放→城下町イベント追加

狂気演出ギャラリーと台詞変化例

狂気度が一定を超えると、演出・立ち絵・台詞が段階的に変化します。これらはプレイヤーの選択に応じてゲーム体験を大きく変える重要な要素です。

主な変化例

狂気40以上：画面演出に赤フラッシュ、セレスの声が低くなる
狂気60以上：一部敵がセリフで怯える／「そろそろ戻って…おかしくなっちゃう…」
狂気90以上：必殺技の演出が黒転調、フィールドが紫がかる

例：マリア戦時の台詞変化

狂気10：「あなたも哀れな人なのね」
狂気50：「……どんな目に遭っても、私は赦さない」
狂気95：「赦し？そんなもの、私が踏みにじってあげる……！」

こうした変化は、戦闘の演出だけでなくルート分岐や実績解放にも影響します。

バトルアリーナ（2周目解禁）攻略

2周目以降に解禁されるバトルアリーナは、高難易度チャレンジモードです。連戦形式での戦闘を突破すると特殊報酬や実績が得られます。

出現条件と形式

赦し／夜宴ルートどちらかでクリア→2周目拠点の隠し通路で開放
5連戦＋ラストチャレンジ（ボス2体同時）
回復なし／装備固定モードなど多彩なルールが選択可能

報酬例

勝利称号「復讐の覇者」
特別スキル「断罪の咆哮」解放
実績「夜を制した者」＋立ち絵差分

プレイヤー傾向別おすすめビルド

プレイスタイルによってスキル構成を調整することで、より快適に物語を進められます。

スタイル	特徴	おすすめスキル
遠距離型	安全重視・回避主体	冥府の視線、幻想具現、赦しの炎
接近連打型	スピード感重視	血鎌連舞、影纏い、爆裂の祈祷
狂気特化型	演出と高火力狙い	絶望の叫び、闇の契約、咎の咆哮