Ten Bells 攻略ガイド【完全版】

アクション

Ten Bells 攻略ガイド【完全版】

『Ten Bells』は、ゴシックホラーとローグライク要素を融合させた、緊張感あふれる2Dトップダウン視点のアクションシューティングゲームです。プレイヤーは「十の鐘」が鳴り終えるまでに襲い来る怪異を撃退し、無数の部屋で構成されたステージを生き延びていくことが目的です。

ゲームの特徴は、ランダム生成されるマップ構造、選択式のパッシブアップグレード、多様な敵配置、そしてタイムリミット制。毎回異なる環境と戦術を強いられる中で、限られたリソースを駆使して進むサバイバル性の高さが魅力です。

本攻略ガイドでは、ゲームの基本システムから武器の選び方、各階層の突破戦略、ビルド構築法、各種イベントルームの活用、最終ボスへの対応、やり込み要素までを完全網羅して解説します。

ゲームの基本ルール

『Ten Bells』は1プレイごとに構造が変化するローグライク型の構成で、プレイヤーは以下の要素を意識して攻略を進める必要があります:

  • 鐘の制限時間:10回の鐘が鳴り終わるまでに進行を進めるタイムアタック制
  • 部屋ごとのクリア条件:敵の殲滅・ギミック解除・トラップ回避など多岐に渡る
  • 武器とアップグレード:ランダムに提示される装備と効果から選択し、構成を最適化
  • ショップ/イベント部屋:ランダムで出現。HP回復、特殊アイテム、リロールなどが可能

鐘が1回鳴るごとに時間経過とともに敵の強さや密度が増していき、終盤に近づくほど即死のリスクが高くなっていきます。テンポと判断力の両立が求められる高難度設計です。

序盤の立ち回りと基本戦術

最初の2つの鐘(タイマー1~2)は「準備フェーズ」として、以下を意識した動きが重要になります:

◆ 優先すべきこと

  • 武器の取得:初期装備のままだと火力不足。早期に射程・連射系武器へ切り替える
  • HPの維持:被弾回数は1~2発でも致命的。無理な近接戦闘は避ける
  • ショップでの回復と購入:回復ポーションとキーアイテム(鍵・魂片)は最優先

◆ おすすめ武器候補(序盤)

武器名 特徴 おすすめポイント
ハンドキャノン 単発火力が高く、弾数制限あり ボス戦や硬い敵に特化
スプレッダー 短距離で拡散攻撃 雑魚殲滅に非常に優秀
チャージランサー 中距離で貫通攻撃 複数敵のライン処理に便利

序盤では「移動速度アップ」や「回避距離アップ」などのパッシブ系スキルも積極的に選び、戦闘よりも安全確保を優先するビルドを意識しましょう。

各部屋のタイプと安全確保のポイント

マップ内の部屋は大きく分けて以下の種類があります:

  • 通常戦闘部屋:敵殲滅でクリア。地形により難度が上下
  • 罠部屋:敵なし。トラップを避けて宝箱取得 or ギミック解除
  • イベント部屋:回復・スキル選択・悪魔との契約などが発生
  • ショップ部屋:通貨を使ってアイテム購入・アップグレード・HP回復

罠部屋では「被弾=即退場」になるパターンもあるため、罠の規則を理解し、走るより止まる勇気が重要。イベント部屋では、リスクを取る契約系アイテム(攻撃力アップ&被ダメージ2倍など)を選ぶかどうかがルート分岐の鍵になります。

鐘タイマーと進行速度の管理

『Ten Bells』最大の特徴は、「鐘の回数」によってゲームの緊張感が段階的に上がる構造です。各鐘はプレイ時間に連動しており、以下のようなステージ構成において攻略のテンポを変えていきます。

鐘が鳴る条件(例)

  • 1~2:安全フェーズ(敵の数少なめ)
  • 3~5:中間フェーズ(新種の敵が登場)
  • 6~8:強化フェーズ(敵が高速化&トラップが強化)
  • 9~10:終末フェーズ(ボス戦+敵の無限湧き)

進行テンポの調整方法

  • 一部部屋をスルーしても鐘は進むため、不要な戦闘を避けて移動優先するのも手
  • 移動スキル(ダッシュ・瞬間移動)を優先的に取ることで探索効率UP
  • ショップ・イベント部屋は鐘の進行を一時停止させる効果を持つことがある(確認要)

鐘9以降は極めて過酷な戦場となるため、それまでに火力・耐久・スキルのビルドを完成させておく必要があります。鐘8までを「育成フェーズ」と捉え、進行速度と戦闘効率のバランスを意識してプレイするのが理想です。

中盤(鐘4〜8)のビルド構築例と戦術

このタイミングでは、プレイヤーが採用している武器種と取得済みパッシブスキルを基に戦術を調整していくことになります。以下に代表的なビルドとその運用例を紹介します:

① クリティカル特化型(高火力瞬殺)

  • 武器:スプレッダー or オートバーストライフル
  • スキル:「クリ率+15%」「クリ時ダメージ+50%」「HP全快時与ダメ+30%」
  • 戦法:雑魚もボスも即殺が前提。被弾=ビルド崩壊なので防御行動優先

② 回避と速度型(ヒット&ラン)

  • 武器:ブーメランブレード or 瞬間移動弾
  • スキル:「回避率+20%」「回避時リロード」「移動速度+15%」
  • 戦法:敵に攻撃させずに間合いを保ち、状況を制圧

③ 耐久・自動攻撃型(防衛陣構築)

  • 武器:タレット設置型 or ドローンユニット
  • スキル:「設置物ダメージ+」「敵撃破時HP回復」「被弾時反撃」
  • 戦法:定点戦術。トラップ部屋での安定感が段違い

プレイスタイルに応じたビルド選択が攻略の鍵です。スキルは被りが多くなると無駄になるため、構成に一貫性を持たせるよう心がけましょう。

終盤(鐘9〜10)〜最終ボス戦の立ち回り

終盤はすべての敵が最大強化状態で襲ってくる「デスゾーン」フェーズです。プレイヤーが取るべき行動は以下の3つに集約されます:

◆ 常に動く(止まらない)

多段同時攻撃を仕掛けてくる敵が多く、1秒の停止が命取りになります。移動攻撃やリロード不要武器を選び、移動を常に継続しましょう。

◆ スキル回転を意識する

「時間経過で発動」「敵撃破時リチャージ」などのパッシブを活用し、スキルを常時発動状態に保てるビルドが理想です。

◆ 最終ボスへの対処

ボスは複数段階のフェーズを持ち、無敵時間・瞬間移動・召喚型攻撃などを仕掛けてきます。

  • 第1段階:範囲攻撃+雑魚召喚 → 火力で速攻が有効
  • 第2段階:暗転と画面揺れ → 視認性が落ちるので回避優先
  • 第3段階:マップ全域を使った弾幕 → 最外周で敵と距離をとって戦う

ラスト数分は「集中力との勝負」。アイテムによる体力回復、強化スキルの保持が勝敗を分けます。

やり込み要素と実績リスト

『Ten Bells』は周回プレイを前提とした設計がされており、やり込み要素も豊富です。以下は代表的なやり込み項目と解放されるコンテンツの一覧です。

主なやり込み要素

  • 全ビルド実装:全武器系統+スキル構成による制覇を目指す
  • 鐘9以下クリア:タイマーを鳴らさずにクリア=実績「沈黙の死神」取得
  • ノーダメージクリア:イベントで解除される隠し称号「不死の歩哨」入手
  • 全敵種図鑑の登録:図鑑コンプリートでラストボスの裏設定が解禁

実績の一部(抜粋)

実績名 条件 報酬
One Bell Clear 1つの鐘だけでボスに到達 専用カラー装備
Full Build Master スキルを全12枠フル構成 上位スキル解放
Friend of the Merchant ショップで100回購入 ランダムリロール割引
Blood Pact 契約イベント5種を1プレイで完遂 悪魔ビルド専用称号

やり込み要素は「挑戦の質」が問われる内容が多く、純粋なスキル・記憶力・ルート構築の理解が不可欠です。

よくある疑問とFAQ

  • Q. 武器の強化ってできるの?
    →一部ショップ・イベントルームで可能です。スロット開放に通貨と魂片が必要になります。
  • Q. どのスキルが最強?
    →相性により異なりますが、「被弾時無敵化」「リロード不要」「時間停止」系は万能で強力です。
  • Q. マップの構造は完全ランダム?
    →基本ランダム生成ですが、エリア構成は数パターンのテンプレートから派生しています。覚えると効率UP。
  • Q. トゥルーエンディングはあるの?
    →鐘を鳴らさずにラストボスを撃破し、契約イベントを5種完了した場合にのみ発生します。

まとめ:鐘の音が止むその瞬間まで

『Ten Bells』は、ランダム性と戦術性、そして極限の緊張感を融合させた秀逸なローグライク・シューティング作品です。10の鐘というシンプルな構造の裏に、戦略の幅、選択の重み、そして毎回変化する死の舞台が広がっています。

本攻略ガイドで得た知識を活かし、次こそ「鐘10の先」にある真のエンディングへとたどり着いてください。あなたの手で、静寂の中に響く「最後の一撃」を刻む時です。

 
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