KARMA: The Dark World 攻略ガイド【完全版】
『KARMA: The Dark World』は、荒廃した未来社会における“意識操作機関”を舞台に、プレイヤーが患者の記憶にダイブし、その深層心理と真相を暴く一人称ホラーADVです。
不安定な視覚表現・突発的な演出・記憶の再構成と選択の積み重ねによって、物語と精神世界が大きく分岐します。
本作のプレイでは、単に進むだけでは見落とす“記憶フラグ”や“分岐トリガー”が多く、全エンディング回収には周回と慎重な選択が求められます。
この攻略では、チャプター別の進行フローに加え、隠されたイベントや選択の影響も完全網羅して紹介します。
🧠 基本システムとゲーム構造
- ジャンル:一人称心理ホラーADV
- プレイ時間:初回7~9時間(全回収で15時間)
- 構造:7チャプター構成+エンディング分岐
- 目的:記憶の回収と真実の選択、エゴとカルマの均衡操作
ゲーム中には“現実世界”と“記憶世界”が交互に進行し、記憶世界内では不可逆選択が発生。選択の積み重ねにより「カルマレベル」が変動し、ラストに影響します。
📖 チャプター別攻略チャート
チャプター | 主なギミック | 重要選択/注意点 |
---|---|---|
CH1:境界への導入 | 記憶視覚化・走馬灯シーン | 鏡前の選択でカルマ初期化決定 |
CH3:歪んだ日常 | 時間反転・追跡イベント | 机のメモを全て確認(分岐フラグ) |
CH6:自己と他者 | 被験者切替・入れ替わり視点 | “扉の奥に進む”でトゥルー分岐発生 |
🔍 記憶収集とカルマの変動構造
ゲーム内の探索で回収できる「記憶の断片」は全部で48箇所存在し、そのうち32個以上を回収するとエピローグに追加演出が発生します。
- 記憶の断片(青):中立記憶、背景設定補完
- 感情の破片(赤):カルマ増加(利己的)
- 浄化の記憶(白):カルマ減少(利他的)
カルマスコアが一定値を超えると、CH5以降のイベントが変化し、一部セリフやマップが異なる「狂気ルート」に派生します。
🗝 主な謎解きギミックと答え一覧
- CH2・記録ファイルの暗号:「0214」(誕生日メモ参照)
- CH4・逆再生音声の答え:右→左→中央→左→右
- CH6・鏡合わせの部屋:反転配置された床を逆に辿る
音・光・視線誘導による環境型ギミックが多く、一定時間放置やイベント中に“振り返る”ことで解決する仕掛けも多数あります。
🔚 エンディング分岐と到達条件
| エンディング名 | 到達条件 | 備考 |
|——————|————|——|
| END A:ループの業 | カルマ80以上 | 高利己ルート。現実改変失敗 |
| END B:静かな終焉 | カルマ20未満 | 高利他ルート。記憶消去END |
| END C:輪廻の外側 | 中立カルマ+全記憶収集+分岐選択成功 | トゥルーEND。世界修復と再生 |
END Cには、CH6で“記憶回廊の扉”を選び、“拒絶ではなく受容”を選ぶ必要があります。
🎮 プレイのコツと没入ポイント
- 「画面の歪み」や「オーディオ変化」が起きた場所は必ず探索を
- 選択肢は“繰り返し”と“無視”がフラグに直結
- 周回プレイ時は記憶保持される箇所があり、演出が変化
🧪 精神試験パートとその意味
各チャプター内にはプレイヤーの選択傾向を測る“精神試験”のようなシーケンスが複数存在します。以下のような特徴があります:
- 選択肢には「正解」がないが、**利己性・共感性・回避性**などのスコアに影響
- 繰り返し出現する場合、その反復選択によって演出が変化(鏡の映像、表情変化など)
- スコアの偏りにより、**CH6の構造変化やNPCのセリフ変更、敵の出現頻度**が変わる
これにより、プレイヤーの心理的傾向が“ゲーム世界そのもの”に反映されるメタ的設計となっており、実質的に「プレイスタイルが世界観を形成する」構造を取っています。
📂 ロア(Lore)解釈と世界設定補足
ゲーム中に断片的に提示される“レポート”、“日記”、“記憶映像”などから、以下のような仮説的背景が読み取れます:
- 主人公は「精神治療国家」の被験者であり、“カルマ補正”によって過去の記憶を書き換えられている
- 記憶に現れる家族・女性・研究者などの姿は**実在と虚構が混在**している
- 「K.A.R.M.A装置」は記憶を定量化・操作・人格修復を試みる目的の人工意識介入システム
このため、複数のエンディングを経て全体像を把握する形式であり、特にTRUE ENDでは“記憶の再構築ではなく、破壊と選択”が物語の核となることが明示されます。
🎭 周回プレイ時の変化と解禁要素
2周目以降のプレイでは、次のような要素が追加・変化します:
- “記憶再生”モード:過去に見た演出が短縮スキップ可
- 心理選択傾向の表示:過去の選択傾向がUI上に可視化
- 隠しイベントの出現:カルマ中立値での特殊モノローグ、分岐部屋の出現率上昇
また、全記憶コンプ後には「記録室」メニューが解禁され、開発メモ・裏設定・ボツテキスト(サブキャラクターの手記)などが閲覧可能になります。
🔁 高速攻略ルートとトゥルーEND到達の最短ルート
TRUE ENDを最短で目指す場合、以下のルートが安定します:
- CH1~3では“中立選択肢”を選び続け、赤・白の記憶をバランスよく取得
- CH4~5で「浄化系の記憶(白)」を意図的に拾い、中間値カルマへ調整
- CH6の分岐部屋では“右の扉→奥の扉→時計を止める”順に進行
- CH7で全記憶を再構成、最終カルマが±10以内ならTRUE確定
また、分岐直前でセーブしておけばエンディング分岐を一気に見比べることが可能です。
よくある疑問とFAQ
- Q. ストーリーの意味が分からない
- A. 全記憶を集めてエピローグを確認することで、主要人物の背景が明かされます。
- Q. トゥルーエンドが出ません
- A. 分岐選択だけでなく“記憶の全収集”が必須条件です。
- Q. 一部の部屋がループして進めません
- A. 入る順番ではなく“視線”と“向き”の維持が鍵になります。
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