Ark Nova 攻略ガイド【完全版】
『Ark Nova』は、プレイヤーが動物園の運営者となって理想の施設を築き上げることを目指す、重量級のボードゲームです。建設や動物の収容、研究、提携など、多彩なアクションを駆使しながら、最も評価の高い動物園を完成させていきます。カードプレイとタイル配置が緻密に絡み合うゲーム性は、一度遊ぶと虜になるほどの奥深さを持っています。本記事では、初心者から中級者以上まで役立つ戦略や効率的なプレイの流れを網羅的に解説します。
🎮 ゲームの基本ルールと勝利条件
目的とゲーム終了条件
ゲームの目的は「評価トラック」と「保全トラック」の交差を目指すことです。この2つのトラックの交差がゲームの終了条件となり、その差分が勝利点(VP)として計算されます。
5つのアクションカード
ゲーム中、プレイヤーは5枚のアクションカード(建設・動物・協会・カード・スポンサー)を使って行動します。各カードには1~5のパワーレベルがあり、使ったカードは1に戻り、他のカードが右にスライドする仕組みです。
ボード構成とカードタイプ
ボードはプレイヤーボード、共通ボード、カード列で構成されます。カードには動物、スポンサー、プロジェクト(保全)、建物に関するさまざまな効果があり、それらを組み合わせて効率的な動物園を作り上げます。
🏗 アクション別の使い方と戦略
① 建設(Build)
- 建物(囲い・小屋・パビリオン)を配置
- 5レベルで特大囲い・猿山などが建設可能
- 収容動物に必要な条件を満たす鍵
② 動物(Animals)
- カードをプレイして動物を配置
- コスト・囲いサイズ・要件(研究・提携)を満たす必要あり
- 動物ごとに収益・評価・特殊効果がある
③ 協会(Association)
- 大学との提携:研究タグを獲得
- 動物園提携:カードの要件を緩和
- 保全プロジェクト:後半に勝敗を分ける要素
④ カード(Cards)
- 新しいカードを山札または場から補充
- 後半は不要なカードを捨てることで整理も重要
⑤ スポンサー(Sponsors)
- スポンサーカードで効果持続・即時収入
- サポートカードを複数持ち込むことでシナジーを生む
📈 評価と保全の進め方
評価(Appeal)トラックを伸ばすには
動物カードのプレイで主に伸ばすトラックです。高コスト動物ほど評価も高いですが、資金と囲いの準備が必須です。
保全(Conservation)トラックを伸ばすには
主に協会アクションで進行。大学・提携・プロジェクトを効率よく組み合わせることで、加速度的に進みます。保全トラックにはボーナスが多く、ゲーム中盤以降の主軸になります。
交差を意識した戦略
中盤までに評価トラックを伸ばし、後半で一気に保全を加速させる構成が王道です。プレイ中盤からは“どのカードが得点源になるか”を見極めていきましょう。
🧠 シナジー重視のカード戦略
タグを活かした構成
動物カードやスポンサーカードには「地域タグ」「分類タグ(爬虫類・哺乳類など)」「研究タグ」などが付与されています。これらを軸に「〜動物を○枚出すと得点」などのボーナスカードを併用することで、大きな差が生まれます。
序盤に狙うべきカード
- 効果:資金ボーナス系(動物1枚につき1金など)
- 軽量動物カード:早期展開+囲いが小さく済む
- 協会支援カード:協会アクションを強化する
後半に強いカードの例
- 大型動物(7コスト以上)
- 保全点を直接与えるカード
- エンドゲームボーナス付きスポンサー
🏆 上級者向けテクニック
アクションカードのアップグレード順
最初に「協会」または「建設」をアップグレードすると展開がスムーズです。ゲーム中に4枚までアップグレードできますが、選択は慎重に。
ピース配置の効率化
建設時に“収入+1”や“アップグレードボーナス”のマスを狙って配置すると、リターンが増えます。囲いを効率よく収めることでボーナスも得やすくなります。
不要カードの整理術
カードアクションを強化して不要カードを即座に捨てるテクニックは、後半のデッキ圧縮に有効です。見込みのない動物カードはすぐ処理する判断も重要です。
❓ よくある質問とFAQ
Q1. ゲームは何ラウンドで終わる?
A. 決まったラウンド数はなく、1人が評価と保全のトラックを交差させた瞬間に終了トリガーが発動します。
Q2. ソロモードはある?
A. あります。AIとの対戦ではなく、ターン数制限で一定得点を目指すチャレンジ形式です。
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