不審者通報しました。:ホラーストーリー 攻略ガイド【完全版】
『不審者通報しました。:ホラーストーリー』は、プレイヤーが自宅から「監視カメラ映像」を観察し、日々の暮らしの中に潜む不審者の気配を察知して通報していく、一人称視点の監視型ホラーアドベンチャーです。現代社会の防犯意識を風刺的に描きつつ、極限まで抑制された演出によってじわじわと恐怖が積み上がる、サイコロジカルホラーの秀作です。
本作は一見して静かな雰囲気ですが、「変化」に気付けないと即ゲームオーバーになることもあり、観察力と記憶力が問われる構造になっています。本記事では、初心者が押さえておくべき基本操作から、不審者出現のパターン、通報タイミング、マルチエンディングの分岐条件まで、全ステージ攻略を徹底解説していきます。
ゲームの基本システム:見る・通報する・耐える
プレイヤーは、以下の3つのインターフェースを操作しながらゲームを進めます。
- 監視カメラの切り替え:自宅周辺の数か所(玄関前、裏口、階段、エレベーターなど)を自由に閲覧可能
- 通報システム:怪しい人物や異常行動を見つけたら「通報ボタン」で即座に報告
- 日常作業:洗濯や料理などの「通常生活」も並行して行い、見逃しの要因にもなる
恐怖演出の大半はカメラ越しに確認できる「異変」によって示されます。例として、「玄関前に誰かが立っている」「洗濯物が消えている」「ポストに明らかに不自然な手が映る」など、プレイヤーが気付かない限り進行しない「気付き型演出」が本作の肝です。
序盤ステージ:Day 1〜Day 2 の攻略
最初の2日間はチュートリアル的な意味合いが強く、通報ミスをしても大きなペナルティはありません。ただし、ここで「映像の記憶力」と「通報判断」のクセを養っておくことが非常に重要です。
Day 1 のチェックポイント:
- 玄関前に、午後7時頃、傘を差した男が静止 → 通報
- ポストの上に見知らぬ袋が置かれる → スルー可(通報しなくても進行)
Day 2 の主な異変:
- 夜9時すぎ、裏口にてゴミ袋が「消えて」いる → 変化通報(成功)
- エレベーター内部にて、映像が1秒フリーズ → 通報しない(これは罠演出)
この段階では「通報しすぎるとペナルティが入る(過剰報告)」というルールはまだ適用されません。できるだけ多くの異常を「見つけて、押す」経験を積んでおくのがベストです。
中盤ステージ:Day 3〜Day 5 の攻略
このあたりから難易度が急上昇します。特に「変化が小さい」「一見正常に見える」演出が増えてきます。また、1日ごとに「通報できる最大回数」が3回に制限されるため、慎重な選別が必要です。
Day | 主な不審者/異変 | 通報推奨タイミング |
---|---|---|
Day 3 | 玄関前に同じ男が「服を変えて」登場 | 午後8時頃、カメラ5→カメラ1に切り替えた直後 |
Day 4 | 洗濯機の中が急に空になる(映像内変化) | 午前2時、3秒間カメラを固定した後 |
Day 5 | カメラ切り替え時に一瞬だけ映る影 | 21:45以降、連続でカメラ1→2→3と切り替えた際 |
これらのイベントは、「見たことがあるけど微妙に違う」タイプの演出が多いため、1周目はメモを取りながら進めるのがおすすめです。なお、Day 5には「通報しない方が良い幻影」も混じっているので注意。
終盤ステージ:Day 6〜Final の分岐と通報制限
Day 6以降は、物語の核心に迫るイベントが多くなり、通報回数にも厳しい制限がかかってきます(最大2回)。この段階では、正確な「記憶力」と「比較能力」が要求されます。また、不審者の存在そのものが幻覚・演出であるパターンも含まれ始めるため、慌てて通報すると即ゲームオーバーになる可能性もあります。
重要なポイント:
- Day 6: ポストから「黒い手」が出る → 通報NG(イベント進行に必要)
- Day 7: 通報猶予ゼロ秒のフレームイベントあり(成功すればエンディング分岐)
Day 7の深夜1:12頃、エレベーター内に「目を見開いた女」が映ります。これが本作における「真の不審者」であり、この人物を通報できるか否かでエンディングが大きく分岐します。
マルチエンディング構造とTrue Endingの条件
本作には複数のエンディングが用意されていますが、その到達条件は極めてシビアです。
エンディング | 到達条件 | 内容 |
---|---|---|
バッドエンド | 通報ミス3回以上 or 最終日通報失敗 | 自宅が侵入され、プレイヤーが犠牲になる |
ノーマルエンド | 通報成功6件以上 & 通報ミス2件以下 | 犯人は取り逃すが、身の安全は守られる |
Trueエンド | 通報成功7件以上 + Day7の女の通報に成功 | 犯人は逮捕され、通報者として表彰される |
True Endに到達するには、演出に騙されず、正確なタイミングで正しい異常だけを通報する必要があります。「すべてを監視し、すべてを疑い、すべてを記録する」執念のプレイが求められるため、実質的には2周目以降の達成が前提です。
通報失敗時のペナルティとその対策
通報ミスには2種類あります:
- 誤通報:正常な映像を通報 → ペナルティ1カウント + 警察無視率上昇
- 通報しなかった:不審者が明らかにいたのに無視 → 1発アウトの可能性あり
誤通報は最悪でも3回まで許容されますが、ゲームオーバーにならずとも「終盤イベントの通報猶予が短くなる」などの見えないハンデが付きます。そのため、できるだけ慎重に。反対に「通報遅れ」の場合は即死するパターンもあるため、迷ったら押す、よりは「確信がある時だけ押す」の精神が重要です。
よくある疑問とFAQ
- Q. どのカメラにどの順番で異変が起こりますか?
- A. 順番はランダムに近いですが、「玄関 → 裏口 → 洗濯室 → エレベーター」の順で1周するローテーション傾向があります。
- Q. 演出が怖すぎて進めません…
- A. オプションで「ジャンプスケアOFF」「音量ミュート」「演出制限モード」をONにすると、だいぶマイルドになります。
- Q. Trueエンドが見られません
- A. Day7の「瞬間表示系不審者」を見逃している可能性があります。1時12分を意識し、カメラ切替のタイミングを調整してみてください。
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